白布賢二郎目線。
あなたたちが言ってたあそことは、多分穴場なんだろう。
片峰さんも、あんまりよく来てないから分からないらしい、
そんなことを考えていると。今度は片峰さんが
先に行って太一と話してしまった、、、、
てことは、必然的に、俺の隣はあなたなんだけど、、
りんご飴を食べてること、浴衣のこと、下駄のことで
トテトテ歩くあなたがいる。もし、太一なら手を繋いで、
リードするんだろうけど、俺にはそんなこと無理なわけで、あなたの浴衣の裾を掴むと、
なんて言う。ここに女子を置いて行けるかよ?なんて思いながら
なんて話すからコクコクと頷く。
そして、片手で食べながらもう片手は俺の手を握る形になった。
傍から見たは付き合ってたりとか思うけどそんなことは無い。
でも、思われるのは少し嬉しいかったりもする
あなたは自慢げに俺に話をしたりした。そして奥から2人が出てきたらあなたは慌てて俺から手を離した。多分見られたくないと思ったのだろう。
少しの違和感が俺の手にはまだ残っていた。花火が始まるとみんな上を向いて見ていたのに。俺が見ていたのは花火ではなく。。
隣にいたあなたを見ていた。。
花火が終わり。みんなが解散をしていく
そう今年は_______をやるのだ。
アンケート
イベント何がいいですか?
体育祭
38%
文化祭
62%
投票数: 407票
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。