第59話

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2021/02/13 07:32
白布賢二郎目線
映画を見終わって、カフェで話をすることになった。俺とあなた


向かい合って、座り



あなたはベリーケーキとアイスティー

俺はチーズケーキと珈琲を頼んだ
くるまでの間俺たちは映画の感想を話していた
須藤(なまえ)
須藤あなた
ヒロインの女の子可愛かったし、あの二人の男の子も良かったよね。
白布賢二郎
白布賢二郎
おう。
須藤(なまえ)
須藤あなた
なんか、いいよね。三角関係とか、でもまさか女の子がさ、自分のことを振った男の子と付き合うなんてねー
白布賢二郎
白布賢二郎
だな、でもやっぱそれくらい好きなんだろう
須藤(なまえ)
須藤あなた
そーなのかな??いいなぁ、、私もあんな恋愛したーい
白布賢二郎
白布賢二郎
頑張れよww
そう話したりする。あなたは知らない。まさかもう三角関係になっていること、




あの映画が俺たちの関係に似てること、、





でも、もし、本当に、もしも、俺がお前を好きになって、、お前に告白したら、お前は、、なんて答える?






そんな事は言わなかった。






映画で太一みたいなやつがヒロインと付き合う奴に言ってきた、、









『期待させるようなことやるなよ』と、、






そうだ、俺は目の前に居る、あなたを振ったのだ、
そんなことを考えていたら、ケーキが運ばれた、あなたは目をキラキラさせながら美味しそうに1口食べる。俺も、1口食べると、2人て
須藤(なまえ)
須藤あなた
あ、美味しい、、
白布賢二郎
白布賢二郎
美味いな、
と、それぞれ感想を述べる。
須藤(なまえ)
須藤あなた
白布〜1口頂戴。
白布賢二郎
白布賢二郎
おう。いいぞ
と言われ俺はフォークにしてあなたの口元まで持っていったらあなたは少し驚きながらも、それを口に含んだ
須藤(なまえ)
須藤あなた
ŧ‹”ŧ‹”…美味しいね。
白布賢二郎
白布賢二郎
よかった、なら須藤のと1口くれよ
須藤(なまえ)
須藤あなた
いーよ、
と言い、さっきの俺の真似をして、口元に運ぶ、


















あ、これ、 間接キスだ、そう思うと恥ずかしくなり、食べられずにいると
須藤(なまえ)
須藤あなた
何してるの?早くアーンしてよ、
と言われた、確かに俺もさっきやったけど、くそ恥ずかしい。でも、それは言わない。












何故ならば







''友達同士"


なら普通のことだから

白布賢二郎
白布賢二郎
パクッ
差し出されたケーキを食べた。でも美味しい。はずなのに……










全く、味がしない。







でも、少しだけ、ほんのりと、甘い
優しい味がした、感想、言わないとな
白布賢二郎
白布賢二郎
美味しいぞ。
須藤(なまえ)
須藤あなた
ほんと?よかった。
白布賢二郎
白布賢二郎
おう。
須藤(なまえ)
須藤あなた
ん、(*´˘`)
優しく笑う太一に対してもあまり見せないふんわりと笑う顔










それが、俺に向けられている。






嬉しい以外の言葉はない。

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