第50話

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2021/01/27 15:06
賢二郎目線


あの後滅茶苦茶からかわれた、友達って言ってんのに。やっぱり太一にバレんのか?
と思いながら買い物に行きながら。俺はふと思った
白布賢二郎
白布賢二郎
てか、仲直りの前に話しないと。。。
と呟いた。だってあれ以来話してもない。俺が近ずいただけで逃げていく。席も遠いから、話せない。
そんなことをもんもんと果たしていたら公園に人が居た。寒そうだなーと思いながら通り過ぎようとしたけど、、その声に聞いたことがあった

そしたら俺がまさに今会いたかった人
須藤あなただ。
白布賢二郎
白布賢二郎
あなた。
そう声をかけるとビクッと体を動かし、俺の顔を見た瞬間逃げようとした。その手を俺は掴んだ。消して離さないと思いながら
須藤(なまえ)
須藤あなた
な、に、離して
と聞いてくる。その声は微かに震えていた。それは胸をキュュュと締め付けられた気がしたけど
白布賢二郎
白布賢二郎
……別にコンビニ行こうぜ。
と言うと何事も無かったように接する俺を見て安心しながら
須藤(なまえ)
須藤あなた
へ、、、?あ、うん
と頷く、俺は掴んだ手を離さないでそのまま歩いていく。あなたは驚きながらも付いてくる、その時聞こえた「フフッ」と少し笑った声が聞こえた。
何も話さない手間コンビニに行った。そして俺は買う物を買って、飲み物を飲んでいるあなたを見た。そしたらあいつを何も無かったように
須藤(なまえ)
須藤あなた
白布、行こ
と言う、傍から見たら俺らは付き合っているヤツらなんだろう。と考えながらあなたの隣にいって歩き始めた
そしてあなたは止まって……何かを決心した顔をして俺を見た
須藤(なまえ)
須藤あなた
……返事、決まってるなら聞きたい。
と言われた。返事ってことは前に告白された時のことだろう。でもあなたの顔を見るなり俺の返事は決まってると思われてる。

確かに、決まってる。だけどこの言葉を言っていいのだろうか、関係は崩れないだろうか、そんなことを考えていたら
須藤(なまえ)
須藤あなた
何も変わらないから、、、お願い
と言われた、やっぱりすぐ分かるんだな。てかなんでほんとに傷ついた顔をしているのだろう。いつから好きなんだ?そんなことを聞きたいけど、愚問だと思った。というか今から振るのにその言葉は不要だ
白布賢二郎
白布賢二郎
おう。でも、ごめんな、
と言ったら。そしたら嬉しいような悲しいような顔して俺を見た、


あたりは暗くて何も見にくいはずなのにあなただけははっきりと見える。そしてあなたは
須藤(なまえ)
須藤あなた
そ、、、だよね、
ありがと、、、白布
と言われた、なんで謝るんだよ。あなたは悪くない。謝るのは俺の方なのに、
白布賢二郎
白布賢二郎
俺こそごめん。
と言うとあなたは拍子抜けした顔をして俺の背中をバシバシ叩くそして一言
須藤(なまえ)
須藤あなた
白布、悪くないじゃん!
と言って私こそごめんねと言ってきた、なんでこんな時優しいんだよ。
そして俺は何かを言おうとしたらあなたはそれを遮り
須藤(なまえ)
須藤あなた
じゃ、おやすみ、白布
そう言って俺から離れ部屋に行った。

俺はただそこで呆然と立っていた。

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