第15話

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2018/06/29 17:04
ちょんじょんぐく
さあ,入って入って!
あなた

う,うん…

言われるがままに事務所に入ったけど

すっごく広くてきれい…!


私なんかがこんなとこ来ちゃっていいのかな?


そんなこと考えてるとじょんぐくくんに手を引かれて

連れて来られた部屋は…練習室?


中では私の大好きなばんたんの曲が流れている。

もしかして…!?
ちょんじょんぐく
ひょおおおおおん!連れてきましたよ!
ばっ!と扉が開けられて,ばんたんの姿がみえる


と,そのとき。
ちょんほそく
あなたちゃあああああん!!
きむなむじゅん
あなたちゃん!!
ぱくじみん
あなたちゃん!会いたかったよ!
きむそくじん
あなたちゃん!ひさしぶり!
みんゆんぎ
おお,あなたじゃん。
きむてひょん
………あなたちゃん…
みんなが私の名前を呼んで近づいてくる。

なんで名前を?



発狂しそうになるのをこらえて聞いてみる
あなた

みなさん,なんで私の名前を…?

방탄소년단
( ゚д゚)ハッ!
ちょんじょんぐく
えーっとですねー,
じょんぐくくん事情説明中。



まさかまさかの2ヶ月以内に知り合ってた人ですか!?


信じられない…
こちらも事情説明が終わったようで…
ぱくじみん
そっか…大変だね…
ぱくじみん
僕が力になれることがあったら何でも言ってね!
あなた

はい!ありがとうございます!

ちょんほそく
前みたいに仲良くしてくれるよねっ!?
あなた

はいっ!もちろんです!

やっぱりみんな優しい…


ますますペンになっちゃうなぁ…
きむてひょん
あなたちゃん,ちょっといいかな?
と,さっきまで口数が少なかったててさんが口を開く
あなた

はい…!

きむてひょん
あなたちゃん,
本当に覚えてないんだよね?
あなた

え,そうですけど…?

このときててさんの表情が明るくなったのは
気のせいってことにしておこう。
きむてひょん
知ってると思うけど僕はきむてひょん!
あなたちゃんの友達だよっ!
…ててさんが…友達?


私は

じょんぐくくんの時と同じようにカトクを確認する











…ほんとに履歴残ってた…


しかも,じょんぐくくんの倍くらい会話してる。
ててさんは私がカトクを見たのを確認してから
きむてひょん
前までタメ口だったからタメ口で!
あと僕の事はてひょんくんって呼んで!
あなた

うん!

記憶がないその時の私は気づいてなかった


…てひょんくんと友達に"戻った"ことで
自分を苦しめることになるなんて。
きむてひょん
じゃあ,みんなのいるとこに戻ろっか!
あなた

そーだねっ!

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