貴方side























最近は、冬に近いのもあり、








毎日だんだん寒くなって来ている。













なので、


私は少し分厚めの上着を来て街を歩いていた。

沢山お話できた上、






なんと…なんと！！
























「あの」ジェルくんとお付き合いをするという、信じ難いことが起こってしまった。




















それに念願の連絡先も交換できて…！！
























もう、これ以上の幸せはないくらいです…。涙

なんてことを考えながら少し歩いていると、












少し人の少ない交差点に辿り着いた。

もしまたジェルくんのお家にお邪魔することがあったら通るし、覚えておかなきゃな。




































そう思い辺りを見回していると、

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急に後ろから話しかけられたものだから、





私はびっくりしてたどたどしく話してしまった。























キャッチの人かな…？それともナンパ…？？






とにかく親切なではなさそう。

ナンパか…






この辺り人通り少ないし、相手も2人だし、




無視して逃げる訳にはいかないよね…？

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さすがにしつこいな、と思った瞬間、








無理やり腕を捕まれ



 どこかへ連れて行かれそうになった。

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周りを見渡すも、人は一人も居なくて。






私が抵抗する度に腕を掴む力がどんどん強くなてって。

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私が男の人二人に勝てるわけも無く、







裏道のような暗い場所へ連れて行かれそうになる。

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そう必死に抵抗していると、

後ろから突然声が聞こえた。




そして掴まれていた手を振りほどかれた。

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見上げると、






そこにはダボッとした大きめのパーカーを着て、



男達を睨みつけてるころんくんがいた。

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こんなに無理やり連れて行かれたのは初めてで…


本当に怖くてたまらなくて




だから男たちが去っていったのを見て、


私は安心して力が抜けてしまった。

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そう言いながらころんくんは、


にかっといつもの様に笑ってくれた。

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私の携帯を手に取ると、


何かパパっと操作をした後すぐに返してくれた。

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そう言いながら手をパーカーのポケットに入れて、


ころんくんは私の視界から消えて行った。

電源を入れLINEを開くと、




「新規友達」の項目に下にころんくんの名前がしっかりと書いてあった。









なんだか暖かい気分になった私は、


飲み物でも買おうと、近くのコンビニに向かった。