ジミンが私に向けて言ってきた
みんなでだよね?
あぁ、久しぶりにみんなで遊べる!
みんな最近は部活とか
色んなことが
被って遊べなかったし!楽しみ!
最高!テヒョンの私服も
久しぶりに見れるな!
ハリから2人で話したいか…め、珍しい
な、なんか嫌な予感
ハリがジミンのことを
好きなのは薄々気づきかけてた
でも本人から聞けてよかった!
応援するよ!
…こ、ここは!
て、テヒョンが私に話したいことって?
も、もしかして!?
こ、告白…!?
だったらいいのに…
現実はそうはいかない
うん、全部気づいてたよ…
気づかない振りしてたの…
そんなの私に聞かないでよ
ハリに直接聞いてよ
あぁ、最悪こんな弱い私見せれないや
ついてこないでよ
何でついてくるの…
テヒョンが私の手をグッと掴んで
自然と後ろを振り返ってしまった
私はおもいッきりテヒョンの手を振り払った
そして屋上を出た最悪…
何で期待しちゃったんだろう
ハリを好きなんだって分かってたんじゃん
バカみたい…
私は曲がり角で思いっきり
誰かとぶっかった
ジミン氏と出会いましたな〜
最悪なタイミング…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!