私は今までの事をそして
私がテヒョンのことを好きなことも
全て話した
ジミンと少しの間沈黙になる
その沈黙をジミンが破った
ジミンは私に近づき口付けする
私のファ…ファストキスが……
ジミンは唇を離し私のことを見つめる
耳まで真っ赤で、茹でたこみたいに真っ赤
ホントなんだ
こんなに素直に気持ちを
向けてくれるジミンに適当に
返事なんかできないよ
ジミンが気を使って
私たちは気まずくなることなく
普通に会話をして笑いあえた
ジミンと付き合ったら
すごく幸せな気持ちにしてくれて
すっごく尽くしてくれるんだろうな……
私もテヒョンから離れて
ジミンと真剣に向き合うべきだ
昼休みが終わり
次の時間が移動教室だったから
ハリと移動する
ハリがジミンのこと好きなの
一瞬忘れてしまっていた……
なんか応援してねって言われたけど
頷けなかった
ジミンの気持ちも知ってしまって……
ハリの気持ちそして
テヒョンの気持ち……
私だけが全て知ってしまった……
私達お互いに思いあってるだけで
どこも成立してないじゃん……
どうすればいいのっ
私は誰を応援すればいいのっ
辛いよ……助けて
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。