第36話

Part34
2,599
2020/06/07 02:58
お昼休憩





私は佐久早先輩が素手は嫌だと遠回しに言ってきたので近くのスーパーまで行くことにした。
コーチに事情を話し了承を得てスーパーまで歩く



が、しかし迷子になった




ここら辺ならちょちょいのちょいで行けると思っていたのに…



流石にこのままでは昼休憩も終わってしまうと思った私はスマホが入っているポケットを探った



ゴソゴソ
あなた

ん…??あれ…??

ゴソゴソ



もう一度ポケットに手を入れる
あなた

スマホがない…

その時私は思い出した




どうせスーパーによってすぐ帰るだけだからと思いスマホを置いてきたままだったことを…


焦りながらとりあえず来た道を戻ってみる事にした
あなた

あれぇ~??確かこの道を来たはずなんだけどな…??

来た道を戻った筈なのに余計道に迷ったらしい


焦りながら周りをキョロキョロしていると向こうから私より先輩らしき男の子達が歩いてきた
モブ1
ねぇ~今1人なの??
ていうか君チョー可愛いよね!!(笑)
あなた

あ。えっと…その…

モブ2
俺たちと出会えたのも運命みたいなもんじゃん??(笑)
今から遊びに行かない???
あなた

いや、今からスーパーに行かないとなんで…

モブ3
えーそんな事俺たちと遊んだ後で良いじゃんか~
あなた

でも早くしないとみんなに迷惑をかけてしまうので…

モブ3
別に少しくらいなら良いじゃんか!!
ね??俺たちと遊ぼ??
そう言い私の腰に手を回してきた
怖くなり声が出せなくなる
相手の方が力がある為抵抗も出来ない
モブ1
え~腰に手を回して抵抗しないってことはキスしても良い感じ??(笑)
モブ2
良いんじゃね??(笑)
なぜ腰に手を回して抵抗しなかったらキスをしていいという事になるのか分からないッッ!!

そんな考えは相手には伝わらず顔がどんどん迫ってくる

私は目をギュッとつぶり
心で叫んだ
??
ねぇ、ちょっとその子僕の彼女なんだけど
やめてくれない??

プリ小説オーディオドラマ