なんやかんやでお昼休憩が終わるまでにスーパーまで行って必要な物も買えて蛍君とも連絡先交換も出来て
今まで沢山の嫌な事があったのが吹き飛んだ気持ちになった
お昼休憩が終わりまたみんなが練習を始める
私は急いでドリンクを作り始めた
そういえば今日は青葉城西のマネージャーをしてたな…
でも…花巻先輩や他の人はなんで姫愛ちゃんによそよそしくする必要があるんだろ??
まだ私の事疑ってるはずなのに…
いくら岩泉先輩や徹、英 、治や侑に信用されてても怖いと思うのは消えない
そう私が言うと姫愛ちゃんは不気味な笑みを浮かべポケットからカッターを取り出した。
私は全身の血の気が引くのが分かった
またこの手を使われたら言い訳しようにも出来ない
せめて録音でもしておかなくては…
そう思いポケットに手を入れ探る
しかし姫愛ちゃんにとめられた
そう言われ私は震える手でポケットの中のものを取り出す
そう言って姫愛ちゃんはカッターに手を当て引く……
直後後ろから声が聞こえた
振り返るとそこには梟谷の2人がたっていた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!