第38話

Part36
2,537
2020/06/08 00:13
なんやかんやでお昼休憩が終わるまでにスーパーまで行って必要な物も買えて蛍君とも連絡先交換も出来て
今まで沢山の嫌な事があったのが吹き飛んだ気持ちになった




お昼休憩が終わりまたみんなが練習を始める



私は急いでドリンクを作り始めた
姫愛
ちょっとぉ!!
お前さ姫愛の事についてなんか言った??
急に岩泉先輩とかの態度がよそよそしくなったんだけど??
そういえば今日は青葉城西のマネージャーをしてたな…
あなた

岩泉先輩は私がしてないって分かってくれたし英とか徹も私がしてないって分かってくれてる

でも…花巻先輩や他の人はなんで姫愛ちゃんによそよそしくする必要があるんだろ??
まだ私の事疑ってるはずなのに…
姫愛
は??ちょっと姫愛が前に言ったこと忘れたの??
他の人とかにこの事話したりしたら虐めるって言ったじゃん
あなた

ッッ…

いくら岩泉先輩や徹、英 、治や侑に信用されてても怖いと思うのは消えない
姫愛
あのさ~私に良い案があるんだけど
それに乗ってくれたら
今回の事は目を瞑ってあげるけどね(笑)
あなた

良い案って…??

そう私が言うと姫愛ちゃんは不気味な笑みを浮かべポケットからカッターを取り出した。



私は全身の血の気が引くのが分かった
またこの手を使われたら言い訳しようにも出来ない


せめて録音でもしておかなくては…

そう思いポケットに手を入れ探る

しかし姫愛ちゃんにとめられた
姫愛
何してるのぉ~??あ。もしかして録音とかしようと思ってる??(笑)
そんな事したらどうなるか分かってるわよね??(笑)
早くそのポケットに入ってるの出して
そう言われ私は震える手でポケットの中のものを取り出す
姫愛
ふふっ!!姫愛の気に食わないことするからこうなるのよ??(笑)
そう言って姫愛ちゃんはカッターに手を当て引く……
直後後ろから声が聞こえた
??
どうしたんだー?
??
なんでそんな事になってるんですか??
振り返るとそこには梟谷の2人がたっていた

プリ小説オーディオドラマ