第7話

慰め方【虎、伏、釘、五】
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2021/05/15 06:51


苦しい気持ちでいっぱいになっていた時、あなたの所へやって来たのは_____________________






















虎杖

「あなた...?」

ひとけが少ない場所で泣いていたのに、すぐにあなたを見つけてくれます。

優しい声色で話しかけられたので、つい泣きながらあった出来事を話すと、真っ直ぐに見つめながら、
「辛かったな。俺に話してくれてありがとう。」と言って手を握ってくれます。

落ち着いてからお礼を言うと、
「礼なんていらねーよ。辛いことあったら、俺なんかで良ければいつでも話聞くから言って」と笑顔で言ってくれました。



















伏黒

「...あなた、何があった」

せめて大事な人の前では明るくしていようと無理して笑顔で振る舞っていましたが、大切な人の変化には気付いてしまう恵くん。

気持ちが溢れ、涙がこぼれてきますが、大切な人には心配をかけたくない。でも、
「我慢すんな。全部吐き出せ」
と言い、優しく抱きしめてくれるので全てを話します。

話している間はずっと背中をさすってくれていました。


















釘崎

「あなた、誰に何された」

野薔薇ちゃんはあなたを常に大切に思っているため、何かあればすぐにあなたの為になる事をしてくれます。

「すぐ気付けなくてごめん。でも私の大切なあなたが、私以外の奴のせいで苦しんでるのが許せない。もう私のことしか考えないで」
と、言いますが、本当は誰よりもあなたを心配してくれています。

























五条

「愛しのあなた〜〜どこにいるの〜.......」
と、最初はふざけていましたが、あなたを見つけるとすぐに異変に気がつきます。

「どうしたの」
普段は見せない、真面目な顔になってあなたの隣に座ります。

自分のことを大切に思ってくれるのが伝わり、安心したせいか涙をポロポロ流しながら話す。

「...もう大丈夫だよ、僕がいるから」

優しい手つきで頭を撫でてくれる。
こういう時は男らしいから本当にずるい人です。












「(...あなたを泣かした奴は潰す)」
内心は全く穏やかでは無かった五条先生なのでした。

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