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第3話

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僕が恐る恐る振り返ると、女の子が立っていた。
「君は誰?」
僕は聞いた。ただ気になったから。ただそれだけの理由で。
女の子は、「ムッ」っとして、
「質問に質問で返さないでよ。」
っと言った。僕は慌てて、
「あ、僕は別にここに用事があるわけじゃないんだ。ただ、この部屋、前までなかった気がして、気になっただけで…。」
そう、答えた。女の子は、「ムッ」っとした顔から、無表情に戻って、
「あっそ。別に、ここに部屋がなかったわけじゃないわ、みんな気づかないだけよ。」
女の子はそう言った。僕は、「気づかないだけ」という言葉に引っかかりつつも、もう一度、女の子に名前を聞いた。
「普通は、あなたから名乗るものじゃないの?まぁいいわ。私は、マリアンヌよ。」
マリアンヌ?どこかで聞いたことあるような。ないような。そんな名前だった。そんなこと考えていると、マリアンヌが僕の名前を聞いてきた。
「…あなたです。」
僕は、簡単に返した。
「あなた。…いい名前ね。」
マリアンヌは、少し微笑んで褒めてくれた。素直に嬉しかった。…でも、なんだろうか、彼女に違和感を感じる。
でも、僕はあまり気にしていなかった。
僕には、もっと気になっていることがあったから。それは、
「マリアンヌ。君は、何かこの部屋に用があるの?」
これだ。
マリアンヌは、「プイッ」ってして、
「別に。私はただ、この部屋が好きなだけよ。」
この部屋が好き?一体何があるって言うのだろう。今の時点では、部屋が、暗くてよくわからない。
落ち着くとか、楽しい感じの空間なんだろうか。
「…残念だけど、今日は、明かりがないから、あなたにこの部屋を見せてあげられないの。明日の夜、明かりを用意しておくから、明日、この部屋の中を見てあげる。」
そう言われたので、僕は、明日の仕事のことも考え、今日は自分の部屋に帰って寝ることにした。

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あいら&ふしぎ
あいら&ふしぎ
まだまだ未熟で、話を書くのがとても下手ですが、温かい目で見てくれると、嬉しいです。 投稿は、マイペースで行きます。あらかじめご了承ください。 あいら=リア主代理 ふしぎ=あいらの親友であり姉的存在 僕のヒーローアカデミア、黒子のバスケ、ハイキュー、出会って5秒でバトルなどが好きです。 一応、Twitterやってます。 あなたが損をするわけではないのでお気に入り登録や、フォロー、いいねなどしてください。(半強制) よろしくお願いします。 airi🍎🍏ファンクラブに所属中(No.2) **************** 現在、連載している作品 「愛してる。殺して。」 トガちゃんと夢主くんの恋愛物語です。 「両思いになったとき僕はその恋から覚め謎を解く」 “叶わない恋”をしてしまう探偵の訳あり恋愛謎解き物語(ストーリー)です。 《運営のおすすめに載りました!ありがとうございます。》
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