第8話

悔しい
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2020/10/04 08:59
黒尾side


烏野の奴らと別れたあと研磨に話しかけられた。


研磨「クロ…やっぱり」

黒尾「あぁ、天童さやか…確かベストセッター賞を取ってた女王様だな。しかも梟谷の赤葦と木兎の事知ってるとはな…」

研磨「…すごい悪い顔してるよ…」

黒尾「次は絶対セッターやらせてーなって思ってただけだよ」


そんな話をしていた。


研磨「噂によると、腕悪いらしいよ」

黒尾「は…?」


あれだけ期待され続けて

いきなりできなくなるって…どんなプレッシャーなんだろーな…。

そういえば天童…きいたことあるな




さやかside


お兄ちゃん…白鳥沢の寮に行ってるんだっけ?


私は携帯を取り出して


さ「もしもし…?」

覚『あっれれ〜こんな時間にどーしたの?』

さ「今日、音駒の人たちと戦った。バレーを見たの。」

覚『やりたく…なっちゃった感じ〜?』

さ「うん…」

覚『腕はもう上がらないわけじゃないんだよ〜?ちゃんと安静にしてれば…』

さ「私に…バレーをやる資格なんてあるのかなwあんなことがあって…」

覚「難しく考えすぎだとおもうんだけどな〜資格とかじゃないよん」


そう言われてからは、近況報告や雑談をして切った。

お兄ちゃん、友達できててよかったw

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