第5話

練習試合
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2020/10/02 13:22
今日は音駒高校との試合!

なんでも、烏養監督が烏野で監督してた時の知り合いの監督が

音駒にいるらしくて、それで練習試合をするみたい。

その監督たちは『ゴミ捨て場の決戦』という

カラスと猫の戦いを公式でやることを望んでいたけれど叶わなかったらしい。


まあ今の監督は烏養監督の孫の烏養繋心さんだけどね。

監督というかこの日までのコーチか。










というかなんかもじもじしてるやつ

黄色い頭と黒い頭見たことあるな…


日向「あーっ!!」

さ「なるほどね」


互いのチームは向き合ってから、体育館へと向かう。

その時日向は駆け出し、その黄色頭改め、孤爪研磨の元へと走る。

私は黒い頭改め、黒尾鉄朗のもとへといった。


さ「あなたこの学校だったんですね」

黒尾「あぁ、だから言ったろ?すぐ会えるって」

さ「そうでしたね。で、あそこの茶番どうしますか?」


ヤンキー面二人の睨み合いと日向と孤爪研磨を指さした。


黒尾「あ〜平気平気。ほれ」


もう一度見るとお互い治っていた。

菅原先輩と、たしか、夜久衛輔って人のおかげね。

すっかり二人は仲良しこよしだしw


そして、私も日向たちの元へ向かうと


影山「なんで、お前らむこうの奴らと知り合いなんだよ?」

日向「ロードワーク中にたまたま会った。」

さ「わたしも同じく」


そしてまたなんか違うとこで先ほどまで話していた黒尾鉄朗はうちの主将とよろしくこよししてるしw


月島「顔色良くないけどどうしたの?いつも以上にバカが増してるよ」


ぷっと笑いながらそう話しかけてきたので


さ「あの二人、私の名前知ってたから、なんか面倒なことならないとありがたいって思っただけ」

月島「バレーやってたら誰でも知ってるでしょ」

さ「この学校の人たち、気づいてないじゃん」

月島「整列しなよ」

さ「話の途中なんですけどー」


私は月島とこそこそ話をしながら

整列の場所へと向かった。










その時聞こえてきた隣からの声。


黒尾「俺たちは血液だ。滞りなくながれろ、酸素を回せ、脳が正常に働くために!いくぞぉ!」

「「おぉ!」」


なんか変な意気込みの仕方…でも

みんなの目つきが変わった。

そして、雰囲気も。

あの主将もさすがは主将といったところか。


研磨「クロ…今のやめない?なんかはずかしい」


え、なにそれかわいい。

不覚にもキュンときてしまう。

というか、烏野の話全然聞いてなかったわ…

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