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第103話

お前に会ったあの日から 宇義
475
2021/03/21 12:07
夜更けのホテル街
薄黄色の明かりがビルを照らし、傍ではカップルやパパ活と思われる2人組が腕を組み歩いている。


今日こそここで体売って金稼いで…家を出る

そう誓った矢先だ、こいつに出会ったのは
宇随 天元
宇随 天元
男探してたんだろ?、抱いてやるから来いよ
明るすぎる街灯が照らす路地に現れ、その男は挨拶もなしに「抱いてやる」と言ってきた。
一体何様のつもりだろうか
冨岡 義勇
冨岡 義勇
はぁ?俺はお前みたいなのとはヤらない、そもそも、なんで探してるって分かって…
宇随 天元
宇随 天元
こんな夜更けにホテル街歩いてたらそりゃそーだろ、お前いくつだ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…18
宇随 天元
宇随 天元
両親は?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
母さんはちっちゃい時に他界した、父さんがいるけど……
冨岡 義勇
冨岡 義勇
……あいつは嫌いだ
宇随 天元
宇随 天元
体に痣があるな、親父にやられたのか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…コク
必要のない情報をペラペラと喋る。
自分でも驚くほどに…それほど心にきていたのだろうか、それとも、この男の纏う雰囲気がそうさせているのか…
宇随 天元
宇随 天元
んで、多分だけどよ、親にバイトして稼いだ金も取られて金がねぇから体で…ってか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…あぁ…俺が必死で稼いだ金をギャンブルで根こそぎ持ってった
宇随 天元
宇随 天元
そうか、そりゃ派手に災難だったな
冨岡 義勇
冨岡 義勇
ほんとにだ
「災難」…か、確かに、俺にとっては全てが災難だったのかもな、あの親父の元に生まれたことも、この男に出会ったことも
宇随 天元
宇随 天元
お前、俺んとこ来ねぇか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
は?、だからお前みたいなのとはヤらな…
宇随 天元
宇随 天元
1回ヤらせてくれたら、一生分の金と身の安全は保証してやるよ、だから俺んとこ来い
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…1回だけだ



一生分の金と身の安全の保証…この街で、そんなことが保証できるのか
信じ難かったが、今は信じるしか無かった
















連れてこられたのは、近くのホテルで、常連なのか、ホテルへ入ると、オーナーがニコニコしながら手招きしていた。
宇随 天元
宇随 天元
そういえば名乗ってなかったな
ふと思い出したようにこちらを見ると、ニヤッと口角を上げ名乗った
宇随 天元
宇随 天元
宇髄 天元、宇髄財閥の御曹司で長男、まぁつまり後継者だ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
宇髄財閥!?

「宇髄財閥」…黒い噂も白い噂も聞く組織…
結局、マスコミと財閥側、どちらの言ってることが正しいか分からないとか世間で騒がれている。
でも、もしこの男が本当に宇髄財閥の跡継ぎなら…
金も、身も保証できることは確かだ…
宇随 天元
宇随 天元
ほら、来いよ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あ…あぁ…
生まれながらの貧乏で、母親は俺が生まれた時に死んだ
姉がいたが、姉は添い遂げる者を見つけ、家を出た
「お父さんと2人で大丈夫?」と、やけに心配するから、上手く笑って誤魔化した
姉とは血が繋がってない
俺を産んだ後、再婚した母親の子供だ
あの人は…すごく良い女性だった
優しく穏やかで、いつも人のことを気にかけていた
親父と2人になった後、すぐ親父が俺に暴力を振るうようになった
物のように扱われ、学校にも行けなかった
父親
お前は俺の奴隷なんだよ、黙って俺の為に稼いでこい
冨岡 義勇
冨岡 義勇
(誰がお前のために…)
父親
あぁ?お前まだ10万家に振り込んでねぇのか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
そんな金ない
父親
あア゙?なんの為に働いてんだよ出来損ない!

「出来損ない」「奴隷」「人間じゃない」
言われすぎて慣れた
なのに…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
んっ…いだっ…///
宇随 天元
宇随 天元
悪ぃ、痛かったか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あ…や…別に…///
宇随 天元
宇随 天元
そうか、何かあれば言えよ




なのに…なんでこいつは…




·
宇随 天元
宇随 天元
おはよ、体痛くねぇか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
ここ…どこ…
宇随 天元
宇随 天元
宇髄天元様の家だ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
自分に様付けするのか…
宇随 天元
宇随 天元
俺は神だからな
冨岡 義勇
冨岡 義勇
ふっ…ふふっ…w
宇随 天元
宇随 天元
おっ、んだよ、笑えんじゃねぇか






なんでこいつは…俺を…「人間」として扱うんだ…?








·
宇随 天元
宇随 天元
なんで人間として扱うかって
宇随 天元
宇随 天元
そりゃ、お前が人間だからだろ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…そ…うか…っ



そうだ…俺は…人間だったんだ…
違う…生まれた時から、今この瞬間まで…人間なんだ…ずっと…



·
宇随 天元
宇随 天元
本商品の開発について、海外の会社は一切関係ない
マスコミ
では、跡継ぎである貴方を困らせる為にお父様が仕込んだ可能性は…
宇随 天元
宇随 天元
断じてない!そもそも、お前らマスコミに俺らの家計のことが分かるわけないだろ
マスコミ
ですが…!
宇随 天元
宇随 天元
話は終わりだ










·
冨岡 義勇
冨岡 義勇
おつかれ
宇随 天元
宇随 天元
あぁ、派手にな
宇随 天元
宇随 天元
何度目の会見だ…くそっ…











·
宇随 天元
宇随 天元
俺は兄弟を殺してる、ずっと前にな
冨岡 義勇
冨岡 義勇
っ!?
宇随 天元
宇随 天元
跡継ぎ争いに巻き込まれて、家の中で反乱があったんだよ
宇随 天元
宇随 天元
んで、そのあとすぐ親父が余計なことしたせいで母親は自殺、だから、女と、お前みたいな可哀想な輩は大事にしてんだよ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
そうだったのか…










様々な正義が飛び交うこの街、正義を正義でせ制し、人が亡くなり、正義が殺されていく












·
宇随 天元
宇随 天元
お前、俺の婚約者になれよ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
はぁ?、確かに、お前には救ってもらった恩はあるが…
宇随 天元
宇随 天元
だからって理由じゃねぇよ、俺が、お前が良いだけだ
冨岡 義勇
冨岡 義勇
っ…///











愛と欲望、絶望、対なる正義が飛び交うこの街で、俺は、こいつと生きていく




例え、どんな過去や未来があろうとも
宇随 天元
宇随 天元
お前、俺んとこ来ねぇか?





あの時、眩しすぎる街灯と、確定しない未来を背負って、俺に声をかけたお前と
お前を取り巻く悩みや正義、問題、絶望と共に

大嫌いな世界で生きる








俺が死ぬ時にはもう





あの時の俺には眩しすぎた街灯も、きっと、自分に似合ってるって思える



不幸を纏って、幸福を望むのに、心どこかで諦めていた






「幸せ」という文字が似合う俺に、なれるだろうか?









·
宇随 天元
宇随 天元
俺がいんだ、似合うに決まってんだろ、幸せも、そのスーツも
冨岡 義勇
冨岡 義勇
上手いこと言うな(ムスッ)
宇随 天元
宇随 天元
ドレスじゃねぇだけマシだろ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
当たり前だ











大丈夫、きっと似合う
拍手も、歓声も、幸せも、光も
今の俺とお前なら
俺とお前のこれからの未来に















幸あれ──────。








───────────────────────
主
はいっ!いかがでしたか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
主が小説書くの下手だからな、分かりにくい人のために
冨岡 義勇
冨岡 義勇
この話は、酷い父親の元に生まれて、人間じゃないと言われ、こき使われてきた俺と、マスコミと争い続ける宇髄財閥の跡継ぎとして生まれた宇髄が出会って、お互いを知って惹かれ合い最終的には、一生を添い遂げる仲になる…という話だ
宇随 天元
宇随 天元
長ぇな
主
あまりにも宇義のリクエスト多すぎて
冨岡 義勇
冨岡 義勇
次回は未定だが、むいぎゆになる予定だ
主
それじゃまた次回!せーの!
全員
全員
おつおつお!