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2021/07/27

第109話

記憶が無くても もう一度 (錆義)





話を聞いて、病院へ駆けつけたことを、すごく後悔した
錆兎
錆兎
義勇!!!!!!
冨岡 義勇
冨岡 義勇
……………。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
"どちら様…ですか…?"
錆兎
錆兎
っ………



覚悟ができてなかった。

正直、すごく怖かった
医者
残念ながら…記憶はもう……
そう言って医者が目を伏せた時、希望の糸は、完全に断ち切られた











·
錆兎
錆兎
おはよう義勇、今日は地元で祭りがあるらしいぞ!、もし義勇が元気だったら連れてってやったんだがなぁ…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…………。
錆兎
錆兎
あ、そうだ、鱗滝さんからこれ貰ってきたぞ!、鮭大根、義勇好きだっただろ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
………なんで…
錆兎
錆兎
ん?、どうした?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…なんで…私に優しくするのですか…?
錆兎
錆兎
っ……
冨岡 義勇
冨岡 義勇
なんだか申し訳ないです……私は…あなたを知らないのに…
錆兎
錆兎
…………。


知らなくていい・・・・・。







分からなくていい・・・・・。








ただ、傍で義勇が笑ってくれるだけて……。
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あと、ずっと気になっていたのですが…
錆兎
錆兎
ん?どうした?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
私の名前は…ぎゆう?…と言うのですか…?
錆兎
錆兎
……あぁ、そうだ。
錆兎
錆兎
お前の名前は冨岡 義勇、正義の義に、勇気の勇で義勇
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…かっこいい名前ですね…ニコッ
錆兎
錆兎
っ!





くしゃりと笑ったその顔は、ずっと見てきた義勇の笑顔で……



ゆっくりと低く耳へ届くその声も、義勇そのもので………











その光景だけ見れば、記憶が無いなんて、微塵も思わない程に、義勇はありのままの姿を見せてくれた
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あなたの名前は…?
錆兎
錆兎
え?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
名前…知りたいです…目が覚めた時からずっと…私の名前を口にしてくれた人なので…♪
錆兎
錆兎
…錆兎……鱗滝…錆兎…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
かっこいい名前ですね…♪
錆兎
錆兎
あぁ……そうだな………っ…







目の前にいるのは…、義勇であって、義勇でない



受け入れ難い事実でも……その現実は、目をそらすなといわんばかりに襲いかかってくる
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…もっと知りたいです…、あなたのこと、私の事…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
だめ…ですか……?
錆兎
錆兎
…いいぞ、全部教えてやる、知りたいことから、知りたくないことまで…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…?




「付き合ってた」なんて知ったら……引かれるだろうか…
今の義勇にとって、俺は初対面の相手だ
そんな相手に…こんなこと…言っていいのだろうか…
錆兎
錆兎
まず、敬語をやめよう!義勇からして初めてでも、俺からしたら見慣れた顔だ、タメ口でいい、俺のことは、錆兎と呼んでくれ!
冨岡 義勇
冨岡 義勇
錆兎…わかった…ニコッ
錆兎
錆兎
まず、お前の親のことから話すか──




















それから、たくさんの、全てとも言える義勇のこと、俺のことを、全て話した
約1日をかけた説明のおかげで、あたりは真っ暗、祭りの提灯の灯りが目立ってきた
錆兎
錆兎
…とまぁ、こんな感じだな
冨岡 義勇
冨岡 義勇
なるほど…
錆兎
錆兎
話してたらあっという間だな…疲れたか?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
いいや…楽しかった…ニコッ
錆兎
錆兎
そうか、よかった
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あ、もう1ついいか…?最後に…
錆兎
錆兎
なんだ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
俺と錆兎は……どういう関係だったんだ……?
錆兎
錆兎
っ…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
そこには…あまり触れられてなかった気がして…



















言うなら………今しかない………!
錆兎
錆兎
俺と義勇は…………こi…
バンッ!
錆兎
錆兎
っ!
冨岡 義勇
冨岡 義勇
は…花火……?
錆兎
錆兎
あぁ…そうか…今日は祭りがあるって…

満天の星空に咲く、色とりどりの花
その全てが色濃く輝き、散っていきながら、光を増す
冨岡 義勇
冨岡 義勇
……すまん……花火の音で聞こえなかった…
錆兎
錆兎
あ、いいぞ、また今度で!
錆兎
錆兎
話せば…長くなるし…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
そ…そうか…
錆兎
錆兎
じゃあ俺はもう帰るな!、また明日も来るから、義勇もちゃんと寝ろよ?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
あ…あぁ…
錆兎
錆兎
それじゃあ、また明日…
冨岡 義勇
冨岡 義勇
ま…待って…!
袖を引かれ、反射的に後ろを振り返る
錆兎
錆兎
どうした?
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…………錆兎、こっちきて…
錆兎
錆兎
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…チュッ///
錆兎
錆兎
っ!?///

突然の出来事に頭が真っ白になる
ちゅ、という音をたてながら、唇がゆっくり離れていく
冨岡 義勇
冨岡 義勇
…ごめん…///
冨岡 義勇
冨岡 義勇
でも…ずっとこうしたかった……なんでだろう……なぁ錆兎…もしかして、俺とお前の関係って……
冨岡 義勇
冨岡 義勇
っ!
冨岡 義勇
冨岡 義勇
なんで………泣いてるんだ…?
錆兎
錆兎
え………

言われて初めて、頬を伝う生ぬるいものに気づく
その雫は、ゆっくりと頬を伝って、やがて床へ落ちていく
錆兎
錆兎
す…すまん…っ…なんか…こうっ…あぁ…上手く説明できん……っ……///
冨岡 義勇
冨岡 義勇
………錆兎
冨岡 義勇
冨岡 義勇
"好きだ"
錆兎
錆兎
っ…!
冨岡 義勇
冨岡 義勇
俺と…付き合ってくれ
錆兎
錆兎
………っ………
錆兎
錆兎
あぁ…もう一度……





やり直そう、最初から




1から…いや、0からでいい





何度でも好きになって





何度でも好きにしてやる





何度でも告白して





何度でもやり直して





その度0から、新しい俺達を始めたらいい





恋人の形は1つじゃない





義勇が生きてる限り





どんな形でだって





絶対俺のものにするし





絶対離さない





貪欲だと思われるだろうか





それだっていい





間違ってたら、きっと義勇が止めてくれる





そうして、支え合って生きてきたから





記憶なんてなくていい





また新しい思い出を、記憶を、上塗りしていけばいい







そう、記憶がなくても─────
























何度でも───────。

アンケート

いかがでしたか?
最後……!!(´TωT`)
65%
良きやん
28%
まぁ普通かな
3%
ん〜…まぁまぁ
1%
……なんじゃこれ
3%
投票数: 69票
主
これから小説投稿しまくるんで通知ラッシュ気をつけなよぉー?????
主
↑おい卒業どうしたよ
主
とまぁこんな感じで、卒業でもないような卒業をしましたが、いつでもこうして帰ってくるので!
主
これからも応援してくれるよ!って方!フォローを、そして好きな小説のお気に入り登録も!外さずにいてほしいです!
主
それじゃあ
主
おつおつお!