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2021/03/13

第6話

#5


五条side










“あなたが僕達の事を覚えていなかった”




当たり前だよね




普通、現世の事を覚えているはずない




……でも




もし、覚えているなら……








信じていたんだ




たとえ可能性が低くても、覚えていてくれてるって…




“僕達”は転生する事ができなかった




死んだ人犠牲者の数が多すぎてーー




世界に見放されたんだ










呪術師も、呪霊も、呪詛師も……




みんな転生できなかった




代わりに、霊体となって




この世を彷徨いてた


























あなたと再開したのは……2年前だったかな……?




あなたは、親から虐待を受けていた




周りに住んでいる人達は、気づいていないふりをしていた




でも、親から虐待されていたのは始めからではなかった




あなたの母親があなたと父親を置いて出ていった時からだった




あなたの母親は、不倫していた




それが発覚してからちょっとした揉め事になったそうだ




その時の感情を、全部あなたにあてるようになったそうだ
















助けたかった












でも、霊体じゃ助けることができなかった




ただ、見てる事しかできなかった





















何回かあなたに声をかけた




でも、あなたはずっと黙っていて




何もできなかった




気づいていないと思っていた




見えていないと思っていた




でも




今、こうやってあなたが近くに居る




あなたの声が聞こえる




体温を感じる




ちゃんと触れることができる







































…正直、あなたが僕に抱きついてきたのはめちゃくちゃ嬉しかった




しかも、“僕だけ”




悠二達にめっちゃ怒られたけど……




でもさ、突然抱きついてきて意識なくなるのは怖いよ?




いやー、焦ったよ




…確かに、外は雪が積もってたもんね




そりゃ寒いよ




あなたの体温めっちゃ低かったし




……死んだのかと思った




















































幽霊じゃなかったら、あなたにもっと色々な事を教えれたのに




もっと色々な事ができたのに




もっと、もっと……















五条 悟
……あなた…
五条 悟
もう1人にさせない
五条 悟
……僕のものになって…



目の前で寝てるあなたを見つめながら



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