毅「ん。着いたよ」
『おぉ〜!広い!相変わらず綺麗!』
毅「んね。なんか作って!」
『んじゃ~…チャーハン!』
毅「おぉ!早く食べたい!!」
『わかったwすぐ作る!W』
----キッチン---
ギュッ
『ちょ、毅くん?危ないよ』
毅「ん、~」
『眠いの?まってねすぐ作るかr』
チュッ
『は、?!』
毅「ふふっ顔真っ赤だよ?」
『酔ってる?……』
毅「酒飲んでねぇよw」
『ど、ど。どうしたの?』
毅「動揺しすぎw……最近洸希ばっかだったから……」
『んな。嫉妬か??おっ?』
毅「お前もう1回口塞ぐぞ?」
『ごめん。……でも、そんな洸希くんばっかかな?』
毅「ん。…まぁ、妬いたよ?正直」
『うん。ごめんね。これからは……平等?に?』
毅「ふっ、別に無理しなくていいよw俺からかまちょかけに行く」
『う、うん。』
毅「腹減ったぁ~」
『もう少しで出来るからリビングで待ってて』
毅「やだ。ここにいる」
『ケガするよ?』
毅「あなたの犠牲になる。」
『えぇ~それは私がやだ。』
毅「………俺があなたを守るの」
こうなったら何言ってもダメかな、、
『動きにくい、、あ!じゃ、一緒に作ろ!』
毅「うん!なんか、新婚さんみたい」
なんで。こう簡単にドキドキする事言うんだ、
この人は、、、心臓持たんは、
『なんか、デレだねw』
毅「気のせい」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。