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2021/07/19

第11話

過去
あなた「え」














まさか、及川さんが途中から来るなんて。


思ってもいなかった。



私がこんなに及川さんに見つかりたくないのは理由がある。
...ちょっと、前の話をしようか。
_____


私は北川第一出身。
そのころ、私は長野から引っ越したばかりで知り合いがいなかった。

周りの子は近所の子達とよく話してるようで、私はクラスに馴染めずにいた。






あなた(バレー部、入ろうかな)






私は小さい頃親にバレーを教わり、ジュニアクラブにも入って練習していた。

バレーをきっかけに友達も出来たらなーとか少し期待しながら、入部届をかいた。



ー部活入部ー




あなた「長野県の〇〇小学校から来ました!霧島あなたです!ウイングスパイカーしてました!よろしくお願いします!」


--------キリトリ線--------
多分設定の時違うポジションだと思うんですけど、スパイクうってほしくて変更しました。
すみません
--------キリトリ線--------



周りは驚いているようだった。
そりゃそうだ。
私の身長なら、リベロが普通だろうからね。


でも、私は普通じゃない。




私は飛べる。







北川第一は男バレが強豪のようで、女バレは男バレに比べて緩かった。

練習が終わる時間も結構早いし、上手い選手がたくさんいるって訳でもない。



まあ、平凡。







そんなチームの中で、私は1年にしてレギュラー入りを果たした。



先輩とかも一生懸命努力してる感じでもなかったしそこまで達成感とかないけど。


レギュラー入ったからには、勝つ!





女バレはさっきいったように、練習量が少ない。すぐ終わるし、辛い練習じゃないし。

正直これ練習になってんのかなとか思いつつ。


うーん...どーしよ。

練習したいけど場所と相手がないんじゃなー




あ、そうだ。











男バレに混ぜてもらえばいいんじゃね?












といっても、練習入れてもらうってなかなかハードル高い。

練習終わったあと、自主練してる人とかに声かけるとかはできるけど...


それまで校庭で1人でできる練習すればいいかな。








よし、男バレに入ってる人に聞いてみよう










えーと...1人目、かげやま...とびお?


一応隣の席の人。


喋ったことは無い。




あなた「影山さんですか」


練習付き合ってくれるといいけど...


影山「...あ?誰だお前」


性格に難アリ、把握。


あなた「急に声掛けてごめん、私女バレの霧島あなた。よかったら、自主練一緒にやらせてくれないかと思って」


影山「女バレの先輩とかいないんすか」


あなた「そんなにやる気ある先輩いないんだよね。女バレは強豪ってわけじゃないし。お願い!」


うーん...やっぱだめかー...



影山「小学校からやってんのか」


あなた「うん。クラブ入ってた。こんな身長だけど、ウイングスパイカー。影山さんのポジションどこ?」


身長的になめられるか...?


影山「セッター。お前リベロかと思った」


だろうね。予想通りのコメントどうもっ!

あなた「みんなにいわれる。で、どう?」


影山「セットアップの練習付き合えよ」


あなた「ほんと!?ありがとう!ニコッ」


OKしてくれると思わなかった!!
よっしゃー!!
あ、やばいはしゃぎすぎたかな...


影山「...?おう」


影山さんはあんまり笑わないようだ。
とにかく、練習相手ゲット!


ー影山sideー

??「影山さんですか」


いきなり知らない奴が話しかけてきた。
たしか...後ろの席だったような気がする。
めっちゃ身長低いやつ。

影山「...あ?誰だお前」


眠い俺は少し早口気味に言った。


あなた「急に声掛けてごめん、私女バレの霧島あなた。よかったら、自主練一緒にやらせてくれないかと思って」


そいつはバレーをやってるらしく、一緒に自主練をしないかと言ってきた。
でも相手女だし、力の差があるよな。

影山「女バレの先輩とかいないんすか」


あなた「そんなにやる気ある先輩いないんだよね。女バレは強豪ってわけじゃないし。お願い!」


たしかに北川第一は男バレが有名だけど女バレはあまり聞かない。
俺はあなたって奴のことが少し気になった。



影山「小学校からやってんのか」


あなた「うん。クラブ入ってた。こんな身長だけど、ウイングスパイカー。影山さんのポジションどこ?」


ウイングスパイカー?こいつが?
正直言ってそいつの身長はかなり小さい。
身長でいえばリベロが最適だろ。


影山「セッター。お前リベロかと思った。」

あなた「みんなにいわれる。で、どう?」


...こいつのジャンプ、見てみてェな。

影山「セットアップの練習付き合えよ」


あなた「ほんと!?ありがとう!ニコッ」


そいつはめっちゃ嬉しそうに笑った。
心がなんか変な感じになった。
なんだ?コレ。

影山「...?おう」



これが、私の男バレと一緒に練習するようになった経緯。


バレーをやめた理由も、及川さんを避けるようになった理由も、まだ少し先。