じん目線
ぼくは、じん。
ぼくはいつも1人なんだ。
学校ではいじめられるし、
パパとママにはいっつも怒られてさ、
好きな人に告白してもいつも振られてばっか、
おまけに背も低いし、
女の子みたいっていわれるし、
ち○こだって小さいし…、
ちっとも楽しくない。
そんな15年間を生きてきた。
気がつけば、ぼくは高校生。
彼女いない歴歳の数というのが、
そろそろ虚しくなってくるこのお年頃。
高校生活も半年。
ぼくには、好きな子ができた。
そしたら今日、振られた。
これで人生で振られた数10回目
この日も泣きながら家に帰った
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夜中に目が覚めた。
何かに呼ばれてる気がした。
ついには迷った
深夜徘徊じゃん。これ
我にかえって帰ろうとしたら、
目の前に吸血鬼が立っていた。
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すみません。
初っ端から意味のわからない話を…。
じん→人間。1人称は「ぼく」
ひょんなことからお化けの町に紛れ込んでしまった。
という設定。
あ、テオくん?それはー…次回のお楽しみ♡
byさきいか
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。