~シェアハウス~
音駒「ただいま~」
赤葦「お帰りなさい」
黒尾「あれ?あなたさんは?」
赤葦「あなたさんは電話していますよ」
黒尾「そうか」
あなた「ごめんね~長電話しちゃった!」
孤爪「誰と電話してたの…?」
あなた「烏野の監督~」
赤葦「仲いいの?」
あなた「うん!」
孤爪「何話してたの?」
あなた「あぁ、今週の土日に宮城に来てくれないかって…」
黒尾「おぉ!行ってこいよ!」
あなた「う~ん…」
夜久「俺たちのことは心配いらないからな!」
あなた「…ありがとう!じゃあ行ってくるね」
みんな「おう/うん!」
…みんな嬉しそうだったな
必要とされて…ないのかな…
あなた「…」
ご飯を食べ、お風呂に入った
あなた「研磨~」
孤爪「ん?」
あなた「ご褒美!」
そういってアップルパイを差し出す
孤爪「アップルパイ…!」パァァ
あなた「みんなで取り分けて食べな~」
孤爪「ありがとう」
あなた「あと、好きなタイミングでいいんだけど、みんなにチョコレートケーキとか買ってあるから好きに食べて~」
孤爪「伝えとく」
あなた「うん!ありがとう」
~あなたの部屋~
コンコンッ
あなた「はい」
福永「アップルパイありがとう。これ、予定表」
あなた「あぁ!ありがとう!」
福永「大丈夫だよ」
あなた「う、うん…?」
福永「…言葉が足りなかった」
あなた「??」
福永「みんなあなたさんのこと好きだから…心配しなくても大丈夫」
あなた「…ありがとう」ニコッ
福永「じゃあ」
あなた「うん!おやすみなさい」
招平…
ありがとう…
~金曜の夜~
あなた「じゃあ私行ってくるから…」
黒尾「家事は任せとけ」
あなた「うん!ありがとう」
孤爪「何か合った時用にLINE交換しよ」
あなた「そうだね!」
リエーフ「俺も~!!」
木兎「ずりーぞ!」
あなた「じ、じゃあ研磨と交換するからみんなは研磨に送ってもらってね?」
みんな「…はい」
あなた「じゃあ行ってきます!」
みんな「行ってらっしゃい!」
一人で宮城に行くのは久しぶりだな…
あっサービスエリア寄ってこ~
ん?LINE来てる…
通知が…82件だと…?
開いてみると…
リエーフ<追加しました!>
山本<よろしくお願いします!>
赤葦<大丈夫ですか?無事ですか?心配なので………>
な、なんか…京治のLINEは開くの怖いな…
あっ…蛍からも来てる
…繋心先輩め
あとで覚悟しとけよ… ニコッ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!