部活終わったら、家に帰ってて。
藤ヶ谷先生が迎えに行くから。
と紙に書いて、生活記録に貼り付けた。
わかった
と、高橋くんの机に付箋が貼られてた。
5時に、さっさと帰る。
体育館では、バスケ部の声。
7時になっても、来ない、、、
どうしたかな?
って思ってたら、ピンポーン
あ♡
ん?
いつも、入ってくるのに。
だれ?
開けると、そこには高橋くん。
と言って、私を抱きしめた。
ちゅ♡
ちゅぅぅ
ギリ、キスみたいなとこまでシた。
2人で食べる?
オレ、帰らないとだよね?
もう暗いからさ、太輔帰るまで、待ってなよ
太輔は、帰ってくるんだね、、、エロい、勉強になる
宿題みてあげる
うん、数学以外は、できるの?
物によるよ
いつも太輔が座ってる椅子に、高橋くん。隣に私。
高橋くんは、ふっと鉛筆を置くと、キスをした。
唇がギリギリ離れたところで、、、
ちゅぱっ
ポルシェが、騒音と共に帰って来た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。