各学校、担当の先生がいるから。
集合場所にさえ、居てくれたらいいから。
よろしくねーっ!!
最後の日まで、やっぱりこのクラスはこの4人で廻ってる。
それでいいのよ!!
職員室に行くと、高橋くんのお母さんから電話があった。
お弁当を届けたかったけど、無理っぽいのです。
大丈夫です、準備してますから。
3時に港北に行きます。
わかりました。
彼、コンディション抜群だと思います。
でも、夜電話してあげてください。
わかりました
明日、よろしくお願いします
今夜が最後。
卒業式は、、、藤ヶ谷のお母さまが来るから。
高橋くん、今日が、恋人最後の日だよ♡
壊れるくらいキツく抱きしめられた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。