2人で外でるの、ちょっと久しぶりやな?
うん、、、ごめんね
なんで?
のんちゃん、すぐ熱出しちゃう、、、
オレ、弱かったみたいだし。でも、こんなになるから、大丈夫、今だけ。そのために、とうちゃんとかあちゃんの近くに引っ越したんやから。
うん、、、でも、、、申し訳なくって。
なんで?
ううん、、、
ポロポロっと、涙がこぼれた、、、
泣かなくていいよ。
那須くんちの近くの、喫茶店に連れてきてくれた。
あなた、、、話がある
なに?
騙してる、あなたのこと
え、、、?
行こう、、、
え、なに?やだっ!!!、、、ねぇ、やだ
店に入ったら、、、あの後ろ姿。
あ、高橋っっ
よぉ
ねぇ、、、やだ
いいって。
あなた、、、久しぶり
・・・うん
腹減ってんのー♡何にするぅ〜?
ここ最近、気になってた、、、太輔のこと。
これうまそう
んーでもこっちかなぁ
ん?ごめん、オレの奥さんと見た目合わないでもらっていい?
あーごめん、昔の彼女によく似てたもんで。
もぉ、、、💢ごめん、さきに帰ってるね
んーーーダメーっっ
大丈夫、ちゃんと家に帰るから。
んふ、、ダメーっっ
ねぇ、ほんとにヤダ
じゃあ、車で帰って。
ごめんね、、、太輔、ごめんね
なんでも、ほんとにすぐバレる。
でも、太輔のことは、、、気がついて欲しくなかった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!