そんな話を朝からしてた日、





羽翔の様子がおかしかった。










下駄箱に居なかった。








しばらく待ったら、りりちゃんと来て、





那須先輩、
ちょっと具合、悪いみたいなんだけど、、、





と教えてくれた。

熱がある。
あったかい。




くっつくとバレるから？

家に着いたら、、、羽翔が泣き出してしまった。

コートと学ランを羽翔に被せ、学校に戻った。





何人か残ってた女子に、羽翔の言ってるそのポーチを探してもらったけど、、、わからない。





電話しようにも、制服のポケットに入れたまま、、、

また、菊池家に戻った。





玄関で倒れてる、、、

タクシーを呼び、家に向かった。





途中、母さんに電話をし、事情を話した。










羽翔は、、オレのベッドに寝かされ、、、



熱は３８.９度












母さんがインフルエンザかな、って言いながら、氷枕と熱取り、着替えを用意してくれた。

時々、うなされ、、、声を出すけど、、、ほとんど意識がない。







音翔のケータイはいつも家にあると言ってた、、、バスケ終わって帰ってくるのは８時ごろか。









病院に連絡をして、７時半の診察になった。







風磨くんから羽翔に連絡あるまで、連絡とれない、、、

手を握り、、、そこでオレも寝てしまった。