人さらいのように、ぐいぐい引っ張られるようにして、車に乗せられた。
すごい車だな、、、
向かった先は、着物屋さん。
私の着物とはかまを貰いにきました。
大きい花柄、マリメッコみたいな赤い花、
濃いグリーンのはかま。
今日はサイズを見て、小物よ、あなたちゃん
どー?大きさはよかったわね
はかまに、ブーツを履かせたいわ、ダメ?
このカゴバックどう?
髪飾り、このかんざし、どう?
あ!!これよ!!かわいい!!ダメ?
ダメ?の言い方が、そっくり、、、高橋くんに。
あれこれ、お母さまとお店の方の着せ替え人間←🤣
決まりました。
ずいぶんな包みにしてもらった。
高橋くんが来てるとは言えなくて、、、
私はアイスクリーム屋さんで降ろしてもらった。
あの一式のお支払い、、、幾らくらいかな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。