そのまま、暗くなるまで、愛し合った。
オクまで、、、
こう?
う、、、うん、、、あぁ、、、
ん、、んう、、、ぁぁ、、
はぁ、、、っっ!
ねぇ、きもちー?
うん、、、ぁぁ、あなた震えてるよ
うん、、、うん、、、うんんんんぅぅ、、
はぁっっ!!!はぁ!!!
ぁぁぁぁ!!たいすけぇ、、、
はぁ、、あなた!!すき、、だよ、、、
うん、、、、あたしも、スキ!!
ガチャガチャ!!ドンドン!!
ピンポーン、ピンポーン!!
先生!!
高橋くんだった。
聞こえてたはず。
あたしの声。
これで、もう、高橋くんには戻れない、、、
太輔と結婚しよう。
そうすれば、高橋くんはわたしを忘れて、わたしも彼を忘れる。
みんな、幸せになれる。
そう、思いたかった。
何もまとわないわたしをベッドに残して、太輔は玄関を開けた。
高橋くんは泣いてた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!