第344話

恋人バージョン
1,861
2020/05/23 15:29
バスケ部トップ4、
成績も、クラス10位に入ってくるようになっちまった、、、



スゲ〜な、こいつら。






太輔ならそう言うよね。






そう思いながら仕事を終え、学校を出た。









校門から左に曲がると、高橋くんの家の前を通る道に出る。






今日も左に曲がった。







100メートルくらい行ったあたりに、学生がひとり、座ってる。






高橋くんだったりして💜



待ってたよー会いたかったからー


なんて、、、





ある訳ないか。







よく見ることなく、素通り。

軽く、こんばんは、と。









ナニシカトシテンダヨ







聴き慣れた声だった。







振り返ると、高橋くん


話したいって、言ってたじゃん、、、







うち、くる?誰もいない





うちにしない?罪の重さが違うよね











なーーーーんにも話さなかった。






高橋くんは、家で食べたと言ってた。






アイスとコーラ、少しのお菓子、ビールを買った。
いくらのおにぎりも。






高橋くん
高橋くん
揺れてる話、聞かせて。
あなた

人に話すことじゃないよ

高橋くん
高橋くん
オレ、あなたのこと、なんでも知りたいんだ
今日は、恋人バージョンの高橋くん


イチャイチャしてくる、、、






なぁ、セックスしたい


うん



シたら教えてよ



えー、、、









むちゃくちゃにされた



あたしも、むちゃくちゃにシてやった










なんか、これが最後かも、とか思って。

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