学校出る時、こともあろうに、中島先生は、すでにいなかった、、、
あいつっ、、、
ひとりで藤ヶ谷のお宅へ。
お母さま、アガルよね、、、
答えは全てノーよ。
どれだけ丁寧に話しても、答えはノー。
家に帰った時は、9時過ぎてた。
また、いくらおにぎりで、誤魔化そ
コンビニに入った。
高橋くんがいる気がした。
薄いピンクのシャツ、、、の人、、着ないか、、、
いくらのおにぎりはなく、、、昆布でいいか。
紅茶にしよ。
店内を一周したら、ピンクシャツの人のカゴにいくらのおにぎり。
くそ。ラス1だったんだ、、、
コンビニでて、部屋に帰る。
ドアを開け電気をつけ、顔を洗い、ベッドに転がった。
自然と大量の涙が溢れる、、、止まらない
どうしよう、、、来ちゃう、、、
ガチャリ・・・入るよ?
どさっ、、、ぷしゅ
ソファーに座って、コーラを開けたのね。
振り向いたら、歩いて来てた。
ちゅ
ちゅ
ちゅ
わーーーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
なんで泣いてるか、自分でもわかんなかった。
でも、彼は抱きしめて、そのままじっと私が泣くのを受け止めてた。
わたしのスマホが鳴った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。