第372話

サンタさん
1,711
2020/05/26 10:00
高橋くん
高橋くん
なぁ、ちゃーこぉ、、、
高橋くん
高橋くん
クリスマスに東京タワーに行きたいなぁ
あなた

いいけど、どーしたの?

高橋くん
高橋くん
わかんないけど、行きたいなーって。
あなた

いいよぉ







勉強中の彼氏。
ベッドで雑誌の私。





え?勉強してんだよね?



高橋くん
高橋くん
ん?なに?
高橋くん
高橋くん
オレさ、天才じゃね?
あなた

うん、カッコいい

高橋くん
高橋くん
唯一の欠点は、オンナの趣味だな
あなた

ぷ、、、

高橋くん
高橋くん
怒らねーの?
あなた

わかってんだーと思って。

高橋くん
高橋くん
わかってねーよ、おまえ、サイコーじゃん
あなた

それがおかしいってば。





ちゅ





私の顔を引き寄せてする、、、キス。








この先、いつまでこんなこと、、、もつかな。









高校生になったら、モテるんだろうな。
ほんとに欠点は、オンナの趣味だけだもんね、、、







いい子に出会えるといいね






高橋くん
高橋くん
なんで?
あなた

なに?

高橋くん
高橋くん
涙目で、、、あ、、




涙がこぼれてた、、、







高橋くん
高橋くん
早く、結婚できる歳になりたい
高橋くん
高橋くん
それをサンタさんに頼んだら、してくれるのかな?
あなた

サンタさん?

高橋くん
高橋くん
あなたは?なに頼む?恭平サンタに?
あなた

一緒に居たい。

高橋くん
高橋くん
なんで、さっきから泣いてるの?
あなた

わかんない、、、目が疲れた。

高橋くん
高橋くん
え?老眼?
あなた

キラキラしてるイケメン見てると、疲れるのよ

高橋くん
高橋くん
そっか、、、
高橋くん
高橋くん
あなた、おいで




膝に座る、、、




むぎゅーーーーって抱きしめて、彼は言う







高橋くん
高橋くん
ずっと、こうしていられるから。大丈夫だよ
高橋くん
高橋くん
オレ、必ず迎えに行くから。
高橋くん
高橋くん
どこにいても、探し出すから。

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