第412話

前々日

1,558

2020/05/30 14:57

あたしが風呂から出ても、またノートと格闘してる。





自分のノート振り返るなんて、最高だよ。

高橋くん

寝てていいよ、明日のお肌が心配やろ？

あなた

ひとこと多いってば。

あなた

聞きたいことあるって言わなかった？

高橋くん

あー\(//∇//)\

あなた

は？

高橋くん

まだ、いい

あなた

？？？？？

あなた

呼んで、必要なら







ベッドに、ダイブ






あー緊張する。高校入試かぁ、、、







秒。

高橋くん

おい、ぶす

高橋くん

布団被れよ

あなた

うー、、、ごめん、寝てた

高橋くん

あったんだよ、、、

高橋くん

意味、わかんない

あなた

ん、ごめん、なに？






ノートの隅に私の字。
テスト丸つけするときの赤いマーカーで。



１番になって



と。逆向きから書いたみたいで、、、逆さになってた

高橋くん

ずーーーっと

高橋くん

心残りだったんだ、、、今日のHRで心残りは、今日解消しろっていうから、このページ探してた

あなた

え、、、これを、探してたの？

あなた

こんな時間まで？

高橋くん

うん

あなた

ちょっと、、、試験の事かと思ってた








これをなんでここに書いたのかは、わからないけど。



このときの気持ちは覚えてる。









太輔とのカレカノごっこ延長して。本当の恋人になって？って言われて。



でも、１番がいると伝えた。

それでもいいから、、と言ってくれた。






その時、私の１番になって。と思ってた。