高橋くんは、3日休んだ。
お母さんから、休みますと、連絡があったので、特に疑わなかったけど、、、
3日目に、さすがに気になって電話をしてみた。
不穏な空気を察して、1人で高橋くんの家に向かった。
あの日、高橋くんの帰りが遅く、問い詰めたら、先生の家に行ったと。
なにを考えてるんですか?
うちの子、まだ、中学生ですよ?
あなたとは、違うんです!!!
それしか、言葉はなかった。
そこへ、帰宅したのは高橋くん。
高橋くんは、私の目を見て、ゆっくり目を閉じた。
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作者です。
昨日から新作始めてます。
読んでいただき、ありがとうございます。
禁断の恋。
1度描いてみたかった世界。
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更新速度にムラがあります。ご了承下さい。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!