第238話

続、とりあえず行こう
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2020/05/13 16:18
病院では、大きな機械で検査をし、


面談というか、、、


取り調べのようなものがあった。








外に出た頃は、真っ暗だった。









私は迷ってた。







このまま、彼を忘れてしまいたい、、、







それは、何度も思ってきたこと。








記憶が不安定になって、ちょっと変なことを言ったことも、










自覚してる。









身体は、彼を忘れてなかった。







藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
高橋のこと、気にしてるの?
あなた

え?なに?

藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
ぼんやりしてるけど。前から来てるね
あなた

え、、、あの、、、

藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
高橋恭平、あなたのクラスだよ
藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
知ってるフリしてあげてよ?
高橋くん
高橋くん
ごめん、今日
あなた

そんなこと、、、

藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
なんか言ってから帰ってよ
藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
探した、無茶苦茶。あなたは外で待ちくたびれて、お前のこと、記憶から消そうか迷ってるぜ?
高橋くん
高橋くん
あなたちゃん、頼むよ、、、
あなた

ふふふ、、もう、困らせないでね。

高橋くん
高橋くん
ごめんなさい
あなた

なにしてるの?病院?

高橋くん
高橋くん
お母さん、迎えに来た
藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
親孝行しておきなよ
高橋くん
高橋くん
うん、、、
藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
明日、あなた、学校行って良いっていうから、少し行くから。お利口にしててよ
あなた

よろしくね

高橋くん
高橋くん
そうなんだ、よかった、、、みんな待ってる










2人の車内、


黙ってた、、、、2人とも。













アパート着いたとき、
藤ヶ谷先生
藤ヶ谷先生
思い出した?高橋のこと
聞かれた。
あなた

うん、、、走る練習してくれたよね?











あたしの人生での、1番楽しかった思い出。



幸せだった。










・・・だった??








いまは?








幸せだよね??あたし。














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すみません、わけるつもりはなかったのですが、、、変なところで更新してしまいました。





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