第11話
🎞
☀️side
いつも一緒にはいるけど
大して仲がいいわけでもないのに俺の足は自然と動いた
自分でもなんでって思ってるけど
1番不思議に思ってるのはコイツなんだと思うㅎ
2人の間の空気がなんか重くてぎこちない感じ
口から出てきた言葉にさえ違和感を感じる
さっき足おさえてたくせに、、、
しかも何で敬語、?
図星なのか、下を向いて黙るあなた
痛いかもしれないけど、確認のためにさっきおさえてた足首に手を当てた
俺はここの医務室の先生と昔から仲がいい
なので、あなたを医務室に連れて行くことにした
歩けないあなたをお姫様抱っこする
こいつ自分のこと重いって思ってるけど
ごはん食べてんのか?ってくらい軽すぎる
女子ってこんなもんなのか、?
それともこいつが軽いだけ、?
そんな考えはさておき、大学の医務室に着いた
手が塞がっているため、先生の名前を叫ぶ
窓越しにお願いすると開けてくれるテイルヒョン
カップルと間違われたことにツボったのか笑い出すあなた
あなたをベッドに下ろして、
いつも通り慣れたようにテイリヒョンの椅子に座る
いや、先生それは問題発言
しばらく無言が続いてあなたが口を開いた。
と俺とあなたをチラチラと見てくる
足捻ったみたい、と言おうとすると
と俺の言葉を遮る
流石専門家、
と思いたいところだけど、
分かるなら聞かないで欲しい
またさっきみたいに大丈夫なフリをするあなた
は~、呆れるわ
さっきの俺みたいに確認するように足首に触れるヒョン。
手当てをしながら受け答えをするテイリヒョン
普通に会話和んでるし、
退屈になってスマホを開くと
ロンジュンからメッセージが来ていた
@家督
ロンジュンと家督をしてると手当て終わったみたい
その言葉を聞いて顔がパァッと明るくなるあなた
謎の会話を繰り広げてる
ロンジュンに
今どこ、今から向かうわ
と送って3人で医務室を出た。