第4話

💝
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2021/05/04 11:21

ジンside





今日はお休みの日!










それでね、リビングでみんなでゲームしてたんだ。










いつの間にかメンバーのうち2人が消えてたけどねㅎ










きっと、部屋で話でもしてるんだろ。










そう思ってた。




ソクジン
ソクジン
グガたち、遅くない?
テヒョン
テヒョン
たしかに!どうしたんですかね?
ホソク
ホソク
もっとゲームしたいのになぁ…。
ソクジン
ソクジン
まぁ、もう少しだけ待ってみよっか!
ホソク
ホソク
そうですね!





そうして、残ったメンバーでゲームを再開した。










少し経った時、リビングのドアが勢い良く開いた。










『バンッ』










みんなの視線が、ドアの方へ向く。










そこには、




ジミン
ジミン
ひょん!ぐすっ、たすけてぇっ!





腕を押さえたジミナが立っていた。










その腕からは、赤い液体のようなものが滴っている。




テヒョン
テヒョン
ジミナっ…!?
ナムジュン
ナムジュン
ジミナ!?その腕、どうしたんだっ?
ソクジン
ソクジン
とりあえず、ボビ!救急箱取ってきて!
ホソク
ホソク
はいっ!





途端にリビングが騒がしくなる。










僕は、ジミナに駆け寄って腕を見せてもらう。










その隣にユンギも駆け寄ってきた。




ユンギ
ユンギ
結構深くいってるな。
ジミン
ジミン
ひょんっ、痛いよっ…!
ソクジン
ソクジン
大丈夫だよ。
もうすぐホビが救急箱持ってきてくれるからね。





ジミナは腕の傷が痛いと泣いている。










なんで、こんなことに…?










自分でやったのか?それとも、誰かにやられたのか?










どれにしても、取り敢えず本人に聞くしかないな。




ソクジン
ソクジン
ジミナ。この傷、どうしたの?
ジミン
ジミン
ぐ、グガにっ、グガに切られたんですっ…。
ユンギ
ユンギ
は?
ナムジュン
ナムジュン
え…?
テヒョン
テヒョン
グガが…?





グガがしたって、?










そんなはず…ないだろ。










でも、だとしたらそれ以外に誰が…?










どうすればいいんだ、?










その時、救急箱を取りに行っていたホビが戻ってきた。




ホソク
ホソク
ひょん!持ってきましたよ!
ソクジン
ソクジン
ありがと。





いろいろ不明な部分はあるが、取り敢えずジミナの手当てを済ました。




ソクジン
ソクジン
よし…っと、これで大丈夫だよ。
ジミン
ジミン
ありがとうございます、
ナムジュン
ナムジュン
詳しく、話を聞かせてもらえるか?
ジミン
ジミン
はいっ…。
ジミン
ジミン
グガが、僕を呼び出したんです。
それで、「ヒョンなんかタヒねばいいのに」って言われて、腕をカッターで切られました…。
ホソク
ホソク
っ…ひどい。
テヒョン
テヒョン
グガってそんな子だったんだ…。
ナムジュン
ナムジュン
許せない…。
ユンギ
ユンギ
…。





ほんとに、グガがやったのか…?










いや、まだ、まだグガの話を聞いてないよ。










それに、僕見えたんだ。










ジミナがみんなから見えないように、笑ってたのを。










やっぱり、決めつけるのはまだ早いかもしれない。










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