ジョングクside
朝、目が覚めてリビングに行く。
『ガチャ』
……。
え、無視?
あ、そうだった、僕今日からいじめられるんだ。
僕の声が聞こえたのか、キッチンから顔を出すヒョン。
ヒョンは、あいさつしてくれるんだ。
なんだ。あのヒョンたちは。
ジミニヒョン、口では優しいこと言ってるように聞こえるよ?
でもさ、ヒョンたちは気づいてないの?
ジミニヒョンが僕を見て煽るような笑みを浮かべていること。
ジニヒョンが気をきかせて僕をリビングから出してくれた。
優しいな。
でも、ユンギヒョン…。
ユンギヒョンは僕の事どう思ってるんだろう。
ジミニヒョンを信じたのかな…?
そんな不安を抱えながら、ユンギヒョンの寝ている部屋へ向かった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。