ジョングクside
ジミニヒョンが、リビングの方へ行ってしまった。
ヒョンが話してた内容からすると、多分僕が悪いように言われるんだろう。
ヒョンたちは、どっちを信じるのかな…。
「どうしよう」
それしか考えられなくて、怖い。
とりあえず、部屋に戻って頭を整理しよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっと、頭を整理できたとき、
『コンコン』
ドアの向こうから、冷たいテヒョニヒョンの声が聞こえた。
開けても絶対何か言われるよね…。
なら…
ヒョンを信じたんだ。
でも、誤解です。誤解なんですよ、ヒョン。
僕、そんなことやってない。
予想してた通りの事になった。
いじめられるのか…。
僕、やってないのに。
やっぱり、無駄でも否定しておくべきだったの?
明日が来るのが怖いよ、
NEXT→
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。