次の日
私は結局学校を休んだ。
行くつもりで朝は起きたけど
目がパンパンに腫れていたし、
学校に行く用意をするにつれて
毎朝一緒に行っていた快斗を
思い出してしまって
涙が止まらなくなってしまった。
そう思うけど体は動かなくて
登校時間から一時間くらいすぎた
朝9:00に朝ごはんを食べた。
ご飯を食べ終わった私はとりあえず
あったかいタオルと
冷たいタオルを取りに行くために
洗面所へとむかった
また赤の手紙が置いてあった
だって私のお母さんは家に・・・
私の父は私が小さい頃に亡くなった。
きっと父の墓へ行けということなのか。
それしかないと思う。
朝三門にLINEをしてた。
学校終わったら来るって言ってたし
一緒に行ってもらおう。
それからお昼がすぎて
ピーンポーンピーンポーン
そうしてお墓の前まできた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。