卒業式5日前の昨日
私の幼馴染みの快斗(かいと)が亡くなった。
私の大切な大事な幼馴染みで
私の初恋の相手。
そんな快斗が死んじゃった。
私の気持ちも聞くことなく
天国に行った。
私は快斗とお揃いの
ネックレスを握ったまま
布団の中に潜り込んだ。
泣くことしか出来ない。
快斗は病死だったらしい。
一年前に1度快斗は入院していた。
そのときは
そんなこと言ってたっけ。
でもその時にはもう手遅れで
余命とか分かってたらしい。
こんなに近くにいたのに
全然気づかなかった。
私はその日夜ご飯もたべないで寝てしまった。
次の日目が覚めると
机の上に赤色の手紙が置いてあった。
そう書いてあった。
とりあえず夕方になるまで待とう。
それから夕方になり
制服に着替え学校に向かった
プールの裏に向かうと
そこには
私の親友の三門 梨香(みかど りか)がいた。
そういって抱きついてきた。
私が指した先に木がある
そこになにかがぶら下がっていた。
その中にはこう書いてあった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!