第7話

自宅にて
3,216
2018/02/04 11:50
あなた

あー、疲れたぁ。

私はベットにダイブする。

まぁ、神坂に色々愚痴ったからまだいいけど。

つか、私これからどーすんの??

このまま、ゲームに勝てってことだよね。

でもさ、んー、ゲームって何やるかが気になる…。
志乃
おかえりなさいませ。あなた様。
あなた

あぁ、志乃ちゃんただいま〜!
ねぇ、ちょっと聞いてよー!

志乃
何ですか〜?
そこからまた私の愚痴大会。 



1時間くらい話してたかな。

やっぱり志乃ちゃんとは話が合う!

共感してくれたり、上手に返してくれる。

すると、コンコンとドアがノックされた。
あなた

はい?

和也
俺だ。
そう言われて、ドアが開く。
和也
ゲームの説明を明日の放課後、生徒会室でやるから来い。
その分のレッスンは、どっかに詰め込むから。
あと、生徒会メンバー以外の前では敬語な。
あなた

わかった。

和也
んじゃ。
バタンッ
志乃
なんか素っ気ないですねえ。
あなた

まーね。
あー、これからどうやって行きていけばいいんだろ。
てか、ずーっと一緒だよね。

志乃
そうですね。
ならいっそのこと仲良くなられたらどうです?
あなた

うーん。

今までの和也の態度を振り返る。
あなた

いやぁ、無理だな。
…どうしよう。

志乃
んー、じゃあ、一緒にお食事をするとかどうですか?
和也様、お忙しいとほとんどお食べになられていないので。
まぁ、忙しくなくても朝食を食べない。とか、あるみたいですよ。
あなた

えぇ!?そうなの!?

流石にお腹すくでしょ!

っていうか、ちゃんと食べないとダメだよ!
志乃
はい、ちゃんと食べて欲しいんですけどねぇ。
あなた

うん、それにしよう!
早速今日の夜から!

そういった時、勢いよくドアが開いた。


バンッ!


私と志乃ちゃんは、ドアの方を見る。

あなた

ちょっと神坂っ!
ノックもしないで何入って来てる…

神坂
お嬢様、急いでご準備願います。
あなた

なんの?

神坂
本日、聡四郎様が急遽お帰りになられるという事で…
あなた

聡四郎様って誰?

志乃
和也様の曾祖父に当たる方ですよ。
あなた

え!ひいおじいちゃんまだ生きてるの!?

神坂
はい、今も車椅子生活ですが、とてもお元気です。
あなた

え、それで?

神坂
それでですね、今夜親しい方たちを招いて、食事会を開く。とおっしゃられまして…
あなた

なるほど。
何時から?

神坂
7時です。
私は時計を見る。

今は、5時過ぎ。

嘘!急がなきゃ!
あなた

お風呂はいる!
場所は?

神坂
ここから30分ほどの所です。
そこで、お嬢様のご紹介もされるという事なので、よろしくお願いします。
あなた

おーけい。
志乃ちゃん!

志乃
はい、今すぐ準備を致します。
あなた

ありがとう!

神坂
ドレスや靴は私にお任せください。
30分で用意いたします。
あなた

お願いね!

よし、私はとりあえずお風呂入るっ!!

それから、メイクをして、着替えて…。


私は、とにかく色々やることがあり、頭を使いながら準備を進めた。

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