ふぅ…。
疲れた…
今は、社長さん達の偉い人への挨拶回りが終わった。
でも、和也はなんかお偉いさんとお話ししてる。
お仕事かなぁ。
声をかけられ振り向くと……
ゆかり先輩だけではなく、他の生徒会メンバーもいた。
なにを見たいんだろう。
結城先輩は、しゃがむ。
私は言われた通りに、結城先輩が見ている方の足を立てる。
そう言って、ストラップを外し何かをする。
次に、リボンの方を見た。
私は、しゃがんで、足の裏を見てみる。
「Loved one.」
そう書いてあった。
近くにいた神坂がすかさず言った。
和也が…私に?
みんなの視線が和也に向く。
その視線に気づいたのか、チラッとこちらをみた。
そして、話している人に軽く頭を下げ、こちらへ向かって歩いてくる。
みんなが、いえいえ。とか、こちらこそ呼んでくれてありがとう。などをいう。
そして、次は私の方へ視線が向いた。
そういうと、
なんだか、急に恥ずかしくなってしまった。
和也もなんとなく照れているような気がする。
私は、笑ってみせる。
こんな感じで、少しの間、生徒会メンバーで話していた。
ーひとことー
更新遅れてごめんなさい!!!
もうちょい、ペースあげますっ!
明日も、一話あげられたらいいなぁ。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。