ふぅー、いいお湯だったぁ。
今何時かな?
5時30分くらい?
私、長風呂なんだよね〜
私は、バスローブを着て部屋に行く。
そう言って、私にお茶をくれた。
コンコン
そう言って持ってきてくれたのは、淡いピンク色のドレス。
ふわっとしたフレアで、ハイウエスト。
膝丈くらい。
フレアは、動くとキラキラと綺麗に輝く。
靴は、白。
10cm弱くらいのヒールでストラップが付いている。
そのストラップは、ダイヤがあしらわれていてきっと、歩くたびに少し揺れて綺麗だと思う。
かかとの部分にはリボンが付いていて、これもまた可愛い。
そういうと、神坂はふっと笑い、
と言った。
神坂は軽くお辞儀をすると出て行った。
なんか楽しそう!
志乃ちゃんはメイク好きなのかな?
すると、志乃ちゃんは、メイク道具をだしてささっとメイクをし始める。
じ、上手…!!
なんか、流れるような動きなんだけど、丁寧で、かつ、私に似合ってる!
ふふっ、照れてる。
可愛い〜!
それから少しして、メイクが完成した。
時間が気になり、時計を見る。
もう、6時か。
着替えて出たらちょうどいい時間かな。
私は志乃ちゃんに渡されたドレスと靴に着替え、履き替える。
うわぁ、綺麗…。
このドレスと靴、最高!!
私は、少しふざけてポーズを取って見る。
コンコン
そう言って神坂はドアを開けてくれた。
私は、そう言って神坂と廊下を歩く。
な、なんか、神坂に言われると、ドキッとするんだけど!!
神坂はしみじみ言う。
そう言って、しばらく歩き、車のところまで行く。
神坂は、ドアを開ける。
私は車に乗り込み、会場へ向かった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!