正門に向かってたら みな が門の所にスーツ姿で立ってた
あなた「みな~お待たせ~!ごめんね」
みな「おー!ううん、私も今来たところだから!大丈夫よ」
そんな会話をしながら私達は入学式の受付をしに行った
私とみなは違う学科だから受付は一緒だが後は違う
でも、同じ大学に入れて何より嬉しい
入学式が終わり各部屋に戻り席に着いた。
私の横に男の人が座った。
横を振り向くと、バスが一緒だった人だった
あなた&お隣さん「あっ」
お隣さん「あ、バス一緒で足怪我した子」
「そう言えば自己紹介してへんかったよな、俺、小瀧望。よろしくな!」
あなた「あ、先程はご迷惑おかけしました。足は絆創膏貼ってるのでなんとか…笑」
「私は佐藤あなたです。よろしくお願います」
小瀧「んじゃ、あなたって呼ぶな?ええ?」
あなた「あ、はい。いいですよ」
小瀧「よっしゃ!んで。俺の事、のんちゃんって呼んでくれへん?後、同い年なんやけタメな!」
あなた「タメでは話すけど、呼び方…勇気いるな、小瀧くんじゃダメかな?」
小瀧「んー、ま、最初だけやで?こさ慣れたら。のんちゃんって、呼ばすからな?ニヤリ」
なぜ、初対面で「のんちゃん」って呼ばそうとする?この男は
頭大丈夫か?慣れても私は絶対呼ばへんと思う
何だかんだと先生の話が終わり大学が終わった。
みな の所に行こう!って鞄を持って立てったら、
小瀧「なぁ、あなた!」
あなた「ん?」
小瀧「一緒に帰らへん?」
は?何馴れ馴れしく一緒に帰らへん?よ?
え、私は、みな と帰りたいんですけど
あなた「えっと、私友達と帰る約束してんよね?」
小瀧「あ、ほうなん?一緒の方面のバスやけ帰らへんかな?って思ったんやけど残念。ほな、また明日な」
と、私に手を振って鞄を持って教室を出る瀧くん
面白いのかアホなのかよく分からぬ
でも、馴染みやすい人やと感じた
そして、私も美菜の所に行った
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。