第4話

◎2
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2019/05/20 14:09
正門に向かってたら  みな  が門の所にスーツ姿で立ってた




あなた「みな~お待たせ~!ごめんね」



みな「おー!ううん、私も今来たところだから!大丈夫よ」



そんな会話をしながら私達は入学式の受付をしに行った









私とみなは違う学科だから受付は一緒だが後は違う



でも、同じ大学に入れて何より嬉しい



入学式が終わり各部屋に戻り席に着いた。




私の横に男の人が座った。




横を振り向くと、バスが一緒だった人だった




あなた&お隣さん「あっ」


お隣さん「あ、バス一緒で足怪我した子」

「そう言えば自己紹介してへんかったよな、俺、小瀧望。よろしくな!」




あなた「あ、先程はご迷惑おかけしました。足は絆創膏貼ってるのでなんとか…笑」


「私は佐藤あなたです。よろしくお願います」







小瀧「んじゃ、あなたって呼ぶな?ええ?」



あなた「あ、はい。いいですよ」



小瀧「よっしゃ!んで。俺の事、のんちゃんって呼んでくれへん?後、同い年なんやけタメな!」





あなた「タメでは話すけど、呼び方…勇気いるな、小瀧くんじゃダメかな?」




小瀧「んー、ま、最初だけやで?こさ慣れたら。のんちゃんって、呼ばすからな?ニヤリ」





なぜ、初対面で「のんちゃん」って呼ばそうとする?この男は


頭大丈夫か?慣れても私は絶対呼ばへんと思う





何だかんだと先生の話が終わり大学が終わった。



みな の所に行こう!って鞄を持って立てったら、



小瀧「なぁ、あなた!」



あなた「ん?」



小瀧「一緒に帰らへん?」


は?何馴れ馴れしく一緒に帰らへん?よ?

え、私は、みな と帰りたいんですけど



あなた「えっと、私友達と帰る約束してんよね?」



小瀧「あ、ほうなん?一緒の方面のバスやけ帰らへんかな?って思ったんやけど残念。ほな、また明日な」



と、私に手を振って鞄を持って教室を出る瀧くん



面白いのかアホなのかよく分からぬ



でも、馴染みやすい人やと感じた




そして、私も美菜の所に行った
あなた「美菜~帰ろ~う」



美菜「お!あなた~帰ろっか!」


私たちは学校から出てバス停に向かった









バス停には同じ大学の人達が並んでた




その列に並ぼうと後ろに並んだ瞬間







小瀧「あ!あなたやん!」


あなた「あ、どーも(なんでおるねん…)」




小瀧「なんやねん、冷たいな~」



??「望、知り合い?」



小瀧「あ、同じクラスのあなた!朝のバス一緒やったんや、それでな、俺に倒れ込んできたんや」




??「ほぉ~可愛ええこやん」


あなた「あ、佐藤あなたです。よろしくお願います」



??「俺な、重岡大毅!大学3年やねん!大毅って呼んでな!のよろしくあなたちゃん」


「あなたちゃんの横におるのってお友達?」


美菜「あ!はじめまして!あなたの友達の美菜と言います!」


あなた「小瀧くん…あの~倒れ込んでへんよ?」

「踵踏まれて前にぶつかっただけやで?」



重岡「ははっ、オモロイなこの子笑」


美菜「あなたまだ、言っとん?笑」





「バス来たけんその話終わり!帰ったら手当するからね」







あーだーこーだと言いながら私達は4人で帰った




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