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2021/04/14

第2話

ドッペルゲンガー
ゆーま
ゆーま
やってみたいシチュエーションをやってみます。
スタート





4月の暖かい公園で、子供らが舞い散る桜を追いかけて遊ぶ様子が目に留まった。少し前まで自分もああしていたと思うと少し恥ずかしさを覚えると同時に、どこか懐かしくも感じる。そんな思い出に浸っていると不意に公園に行きたくなった。
ゆーま
ゆーま
少し休憩するか
桜の花びらを少しはらい、ベンチに腰をかけて遊んでいる子供らを眺める。僕にもあんな時代があったのか。小さな花びらにも目を輝かせていた無垢な時代が。
ゆーま
ゆーま
いつのまにか僕も変わったのか。
そんなことを考えていたとき、目の前の道路を一人の男子高校生が通りがかった。
ゆーま
ゆーま
え…?
ゆーま
ゆーま
あいつ、なんであんなに僕そっくりなんだ?
同じ制服に同じ髪型。なんなら顔も同じではないのか。
 ? 
 ? 
………
ゆーま
ゆーま
あいつ、僕の家の方面にいくのか?
 ? 
 ? 
………
ゆーま
ゆーま
行ってみるか
あんなそっくりな人、学校にいたっけ?そんなわけないよな。同一人物、まるでドッペルゲン………
ゆーま
ゆーま
……?!
あいつって僕のドッペルゲンガーなのか?だとしたら僕は死ぬのか?次々と疑問が湧いてくる。殺されるかも知れない恐怖と冷や汗が全身を包む。でも何故だろう、それ以上に僕は今
ゆーま
ゆーま
わくわくしてる…
これが好奇心というやつなのか?死ぬかも知れないというときに僕の好奇心は最高潮であることが我ながらとんでもないと思う。
ゆーま
ゆーま
着いた、僕の家だ
家に着いたドッペルゲンガーは、ただ玄関を眺めているだけだ。このまま待っているのももどかしかったので、僕はドッペルゲンガーとのツーショットを収めるべくスマホを取り出した。
ゆーま
ゆーま
はい!チーズ!
胸を躍らせながらその写真のできばえをみる。満面の笑みの僕と少し遠くに顔だけこっちを向いているあいつがいる。うん!いい写真ではないか。
ゆーま
ゆーま
………えっ?
ゆーま
ゆーま
あいつ…こっちみて…
ドッペルゲンガーの目は光が無く、不気味な笑顔をしている。僕はついに死ぬのだろうか。
ゆーま
ゆーま
嫌だ…
とっさに後を見たが、そこにドッペルゲンガーはいなかった。
ゆーま
ゆーま
あれ……
ゆーま
ゆーま
見逃してくれた…のか
一気に力が抜けていくのを感じた。その瞬間、何者かによって視界が奪われた。
ゆーま
ゆーま
?!
まさか、まだドッペルゲンガーがいるのか?それもすぐ僕の後ろに。
 ? 
 ? 
だーれだ?
この声、どこかで聞き覚えがある。
ゆーま
ゆーま
もしかして
ゆーま
ゆーま
かずき?!
かずき
かずき
そうだよ!
ゆーま
ゆーま
なんでそんな格好してんだよ!
かずき
かずき
ドッキリだよ。びびるかなと思ってな
そういって楽しそうにカツラを取るかずき。見慣れた彼の姿に安堵するが、困惑が拭えない。
ゆーま
ゆーま
ビビるとかいうレベルじゃないぞ!死ぬかと思ったもん
かずき
かずき
それにしてはずいぶん楽しそうだったじゃないか
ゆーま
ゆーま
そうだったのか?
かずき
かずき
着いてくるときのお前の目、きらきらしてたぜ?まるで無垢な子供みたいだ
ゆーま
ゆーま
無垢な、子供か。
かずき
かずき
ああ、ほんとお前は昔から好奇心旺盛だよな。小さい頃から変わってないし、成長してないんじゃないか?
ゆーま
ゆーま
失礼な!僕だって大きくなんってるんだぞ!
かずき
かずき
はいはい
ゆーま
ゆーま
後で、ハーゲンダッツ三つ奢れよ
かずき
かずき
は?なんでだよ
ゆーま
ゆーま
こっちはお前のせいで死ぬかと思ったんだ。当たり前だろ?
かずき
かずき
わかったよ。とりあえず俺帰るわ、じゃあな
ゆーま
ゆーま
おう、ドッペルゲンガーに合わないようにな
かずき
かずき
だからあれはドッキリだよ!
そう言ってかずきは帰っていった。
ゆーま
ゆーま
無垢な子供か…
忙しなく変化する日々の中生きる僕たちは、案外変わらないものなのかもしれない。



おわり







ゆーま
ゆーま
初めて小説を書いたのでうまく書けてないところもありますが、多めにみていただけたらなと思います。ありがとうございました。