みずきは、みんなの声を聞いて微笑んで…そのまま静かに永遠の眠りについた…
それから相葉ちゃんは、堰を切ったように泣き始めた…
今まで、どんな時も全てを理解して受け入れて明るく笑顔を絶やす事なく、みずきと一緒に笑ってた…
自分が落ち込んだり泣いたりしたら、みずきが不安になるからって…絶対に泣かずに約束守って来た。
そんな相葉ちゃんは、本当に凄いと思った…
みずき…俺達は絶対に忘れないからな…お前の子供みたいに笑う笑顔…
本当にありがとう😊
後日、みずきの葬儀の時…
遺影には、イチゴを食べた時に翔ちゃんが写した幸せ一杯で笑っている、みずきの写真が飾られた…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。