あなたside


『ただいまー！』

京本「お風呂沸かすね」

田中「あなた、おいで」

松村「俺らあっち行っとくわ」

髙地「ほら、ジェシー達も」

ジェシー「おっけー」

森本「はーい」









田中「ねぇあなた、正直に答えてね」

『うん』

田中「正直どれくらい辛い？」

『全然辛くないよ』

田中「正直に答えて、どれくらい辛い？」

『…』

田中「言える？」

『今すぐにでも自殺したいくらい』

田中「でも、あなた？自殺はダメだよ？」

『これは私の命なの！！私の好きにしていいでしょ！！！私は今すぐにでも死にたいの！！別に死んでいいじゃん！！』

田中「でもね、あなた。あなたが死んじゃったら沢山の人に迷惑がかかるんだよ？」

『だから何？そんなの関係ないじゃん！！』

田中「メンバーや先輩、後輩、親とか友達、兄妹とか沢山の人が傷つくんだよ？」

『私は今、皆の敵なの！！死んだってだれも悲しまない』

田中「でも、あなたの味方の方が多いでしょ？」

『この前まではね…wでもあいつがまた変な事言って私の事を信じてくれる人はスノスト以外で10人しか居ないんだよ？！』

田中「それでも俺ら合わせたら25人も居るじゃん」

『25人"しか"居ないんだよ？！ジャニーズ何人居るか知ってる？！』

田中「……」

『ほら、こんなんならもう死んだ方がいいでしょ』

田中「めめは？」

『え…？』

田中「めめはどうするの？」

『どうするって…』

田中「多分めめ、あなた無しじゃ生きていけないよ？」

『…』

田中「あなたが世界で1番愛してる人じゃないの？」

『…』

田中「めめの事も考えてあげてよ」

『でも…辛いんだからしょうがないじゃん…』

田中「辛いのはよく分かったから…何かあったらすぐ言ってね？今言いたい事でも何でも…」

『辛い…とにかく辛い…！！ずっと信じてた人が信じてくれなくなって…！！！ずっと信じてたのに…涙』

田中「辛いよね…ごめんね…」

『なんでお兄ちゃんが謝るの？』

田中「1番近くに居たはずなのに…助けてあげられなくてごめん…」

『お兄ちゃんは悪くないよ』

田中「次何かあったらせめて俺かめめ、どっちかに言ってね？」

『うん』

田中「そろそろ皆帰ってくる頃だから待ってようね？」

『うん』













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