あなたside
あれから一週間結衣が何かしてくる事は無くなった
平和に毎日をすごしていた
だけどそんなある日
安藤「あなたちゃん、ちょっといい?」
『何?』
安藤「話した事があって…」
『ここでいいんじゃない?』
安藤「女子だけで話したくて」
『まぁいいけど…』
『ねぇこんなところまで来る必要ある?』
安藤「あるよ」
私は人目のつかない所まで連れていかれた
安藤「よし、ここら辺でいっか」
『?』
グサッ
バタン
私は一瞬思考が停止した
でもその後すぐに分かった
私、刺されたんだ
安藤「ここならあんまり人来ないし、じゃぁね」
その時私は後悔した
こんなところにつれてこられているのになぜ途中で疑問を抱かなかったのか
なぜスマホを持ってこなかったのか
沢山思うことはある
だけど今一番思う事は誰か、誰でもいいから私を見つけて…
私は傷が深くてもう動けないだから早く誰か、私を見つけて…
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これからも更新頑張っていくのでこれからもよろしくお願いします!
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。