あなたside
『終わったー!』
目黒「楽しかったね~」
阿部「でもちょっと疲れた」
佐久間「確かに」
伊藤「あぁ!いたいたぁ!」
げっ←
『何?』
阿部「何か用?」
伊藤「あなたちゃんにぃ用事があってぇ」
『え~私はあんたに用事無い((』
佐久間「www」
伊藤「私はあるのぉ!いいから来てよぉ!!」
『はいはい3分だけね』
伊藤「分かったぁ」
伊藤「ねぇねぇ」
『何?』
伊藤「どうしてくれんのよ」
『何が?』
伊藤「Hey! Say! JUMPよ!」
『あーね、DONMAI☆((』
伊藤「は?何とかしろよ」
『まぁ騙されてたのに気づいただけだから正常だね☆((』
伊藤「元はと言えばあんたが悪いのよ」
『なんで?』
伊藤「安藤結衣を刑務所に入れたから」
『まぁそれはしゃーないな』
伊藤「私は結衣代わりにの復讐をしないといけないの」
『別にしなくていいじゃん』
伊藤「結衣の為にしなきゃダメなの!」
『何?そんなにあの人が怖いの?』
伊藤「だって知ってる?安藤財閥の安藤結衣だよ?」
『今は刑務所に入れられてるけどね。そのお嬢様』
伊藤「逆らったら何されるか分かんないんだもん」
『へぇ~そうなんだ』
伊藤「だからこうするしかないの」
『じゃあさあんたはこんな事したいの?』
伊藤「……」
『どうなの?』
伊藤「したくない」
『じゃあ…』
伊藤「でもっ!!」
『しなきゃダメと…』
伊藤「…」
『別にしなくていいじゃん』
伊藤「は?あんた人の話聞いてた?」
『聞いてたよ。別にやりたくないならしなきゃいい』
『しなくちゃ殺されるとかそういうのだったら私が守る』
伊藤「は?何バカなこと言ってんの?相手はあの安藤財閥だよ?」
『分かってるよ。』
伊藤「そんな事無理に決まってる」
『無理じゃない。今の安藤財閥はあいつが逮捕されて色々と状態が悪い』
『今の安藤財閥なら勝てる可能性全然ある』
伊藤「だからって私達一般人に何が出来るの?!」
『いい?友達っていうのはこういう時に協力してもらうの』
伊藤「は?どういう事…」
『もしもし?』
『急にごめんね』
『お願いがあるんだけどさ…』
伊藤「誰に電話したの?」
『山本財閥の山本さくら』
伊藤「友達なの?」
『中学からの友達。今の安藤財閥と比べると遥かに上をいく財閥』
伊藤「助けてくれるの?」
『もちろん。でもその前に私や皆に言わなきゃいけない事があるよね?』
伊藤「うん…」
『皆に本当の事話したら助けてくれるって』
伊藤「分かった」
『じゃあ滝沢くんにお願いして今から皆の事集めてもらうから』
伊藤「分かった」
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!