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第11話

🖤
━━━━━━━━━さあ、契約を




ナムジュンと呼ばれた彼は扉の前から動くことなく、ゆったりと壁にもたれかかっていた。





柔らかい笑顔は顔に貼り付けたまま。


けれど瞳は黒縁のメガネのせいで隠れていて、真意を読み取ることが出来なかった。


ユンギ
ユンギ
ナムジュナ



落ち着いた声が命令するように彼を呼んだ。


それだけで汲み取ったのか、ナムジュンさん?がふわり。


微笑む。





手に持っていた黒いノートパソコンを開くと、画面に目を落とし、1度中指でメガネを押し上げた。


ナムジュン
ナムジュン
・・・さて、



再度顔を持ち上げた彼は


ナムジュン
ナムジュン
キム・あなたちゃん



さっきまでと同じように


ナムジュン
ナムジュン
契約を交わそうか



ただただ柔らかい雰囲気を醸し出していた。


その、穏やかな声ですら。





















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