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第33話

🖤
出たところで行くところもないので、言った通りにトイレへ入ると、


女
あんたチョーシに乗ってんじゃないの?



こんなことに。





事の始まりは数秒前。


目の周りが真っ黒で人工的なまつ毛がバサバサしているギャル3人が、私のことを取り囲んだことで始まった。


まぁ予想はしていた。


彼らに初めてあったときもキャーキャー騒がれていたし、女の嫉妬は酷いから、こういうことは起こりうると思っていた。・・・起こるのが存外早かったけれど。


女
姫とか言われてー、何その気になってんの?鏡見てからにすればー?
女
ブサイクがその気になってんのって超イタイよー?
女
てゆうかその澄ました態度も気に入らないんだよねー



バサバサバサバサバサバサ、暑苦しいまつ毛が鬱陶しい。


語尾を伸ばすキャラもジミンとホソクの2人居れば十分だ。


2人だけでもイライラするのに。


女
てかなんか喋ればー?
女
ビビって声出せねぇんじゃね?



キャハハと甲高く笑う声が耳に障る。


私がブサイクだろうが黙ってようが、全く関係ないだろうに。


この状況をどうしてくれよう、と考えていると。


ジミン
ジミン
あなたちゃーん?いるー?



ジミンが声をかけてきた。


女
ちょ、パクジミンじゃん
女
ヤバくない?いちおーこんなヤツでも姫なんだし
女
・・・っ。もーいーから行けよ。今度チョーシ乗ってたら、こんなんじゃすまないんだからね



そう言って私の肩をドンと押した。


言われるがままにトイレから出ると、やっぱりジミンの姿があった。


ジミン
ジミン
なんもなかったー?



ジミンにきかれたけど、別に私は告げ口しようとも思っていない。


実際何もされてないし。


U
U
べつになにもないわ。ところで、どうしてパクジミンがここにいるの?
ジミン
ジミン
心配だったからでしょー。それにジミンだってばー



頬を膨らませて歩くジミン?


彼なりに心配してくれていたのか。全く気づかなかった。


一応お礼を、と思ったのに。


ジミン
ジミン
あー!次移動教室だって!あなたちゃん早くっ!



そう言うなり、急に走り出してしまうから。


結局ジミンにお礼を言うことは出来なかった。



















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