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第70話

🖤
ジョンハン
ジョンハン
"コレ"の存在にも、どうせお前ら気づきもしなかったんだろ?



ポケットから取り出したのは、真っ黒な封筒の束。


ジョングク
ジョングク
なんだよ、ソレ



怪しげな、ジョングクの声。


どうしてそんなもの取り出すの?知られたくなかったから、知られる前に処分しようとしてたのに。


ジョンハン
ジョンハン
さぁ?読んでみりゃいいんじゃね?ホラよ
そのうちの1枚をテヒョンに投げ渡し、ほかの束を6人の前に投げ落とす。


カサ、と髪のこすれる音が耳につく。


誰とも目が会わないように、ただただネクタイで縛られた手首を見つめていた。


ジョングク
ジョングク
な、んだよコレ



ぽろぽろと零れるように言葉を吐いたのはジョングクだけで。


他の人の声は聞こえてこなかった。


ジョンハン
ジョンハン
送迎だのなんだのしてたのかは知らねぇが、そんなのはお前らの自己満足だよ。形だけだ。本質的に護られてもいねぇ。あなたはただ巻き込まれただけの被害者だ



ジョンハン、違うの。


今日まで、私だって自分が被害者だと思ってた。


いくら私がジミンの大切なものを壊してしまったとしても、巻き込まれたのは自分だと思ってた。


だけど、傷ついたのは彼らだけだ。


私にはなんの傷もない。


ただ手紙を渡されただけ。文句を言われただけだ。


1度だけ平手打ちはくらわされたけど、外傷なんてないのよ。


だって私が被害者なら、こんなにも罪悪感に苛まれるはずがない。


ジョンハン
ジョンハン
ま、あとは帰ってから自分らで話なりなんなりしてくれよ。ウチはこれから色々としなきゃなんねぇからな



その言葉に、心がざわめく。


この中途半端な状況で投げ出すなんてしないで欲しい。


ジョンハン
ジョンハン
お、そうだあなた。自分のこと、ちゃんと話せよ。賭けは俺の勝ちだろ?



その明るい声色が、少しにくいと思ってしまっことは許して欲しいと思う。


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